津南醸造がメタバース展示会に挑む
新潟県津南町に拠点を置く津南醸造は、2025年4月に開催されるバーチャル展示会「JVREX Food 2025 Liquor and Beverages」に参加することを正式に発表しました。このイベントは、日本の飲料や食品を海外市場に紹介するための新たな試みで、特に日本酒、ウィスキー、焼酎やクラフトドリンクなどにフォーカスしています。主催はBorderTech社で、参加者はオンライン上で各種商品を見て、商談を行うことが可能です。
津南醸造の出展内容
津南醸造は、メタバースプラットフォームを利用して、海外の食品バイヤーや貿易業者、さらには業界関係者に向けて自社の製品をアピールします。出展する商品の中には、「郷(GO)シリーズ」や特別版「郷(GO) GRANDCLASS 魚沼コシヒカリエディション」など、同社の最新商品が含まれます。バーチャルブースでは以下のサービスを提供する予定です。
- - 酒造りへの熱い思いと革新に関する情報
- - 商品詳細情報やペアリング提案
- - AIサポートによるリアルタイムな商談体験
このように、津南醸造は技術を駆使して顧客との新しい接点を作り出そうとしています。
躍進する海外市場へのアプローチ
津南醸造は、これまでにも様々な取り組みを通じて海外市場でのプレゼンス向上に努めてきました。特に、メタバース空間での月面酒蔵「Lunar Brewery」の構築に協力するなど、斬新なアプローチでブランドを発信してきました。今回の展示会への参加は、この流れをさらに強化し、自社の日本酒の文化的な魅力を広めることを目的としています。
JVREX Food 2025について
「JVREX Food 2025」は、日本食品企業の国際展開を促進するために設計された革新的なメタバース展示会で、直感的なVR操作やAI翻訳ツールが導入されています。これによりブロッケージや言語の壁を越えたスムーズなコミュニケーションが可能となり、昨年は11,900件のバイヤーからの問い合わせを集めました。2025年度版では、飲料、ナチュラルフード、和菓子という特化したカテゴリーに分けて、更なるPRおよび商談の機会が提供される予定です。
津南醸造の未来
新潟県津南町に本社を構える津南醸造は、その自然環境を最大限に活かした酒造りを行っています。この地域は豪雪地帯であり、標高2,000mの山々からくみ上げた天然水を使用して、地元で栽培された「五百万石」や「魚沼産コシヒカリ」を用いた酒造りが特長です。津南醸造のブランドコンセプト「Brew for Future〜共生する未来を醸造する〜」のもと、自然と共生しながら新たな価値を創造し続けています。
2023年度から新体制での挑戦もスタートし、酒蔵と科学の融合による新しい展開を計画しています。今後もその成長が期待される津南醸造。是非、メタバースでの挑戦にもご注目ください。詳細は
こちらを参照してください。