「くろしお号」が旅立つ
2025-05-09 09:15:45

沖縄の移動図書館「くろしお号」、南アフリカへ旅立ち教育を支援

沖縄の移動図書館「くろしお号」、南アフリカへ旅立ち教育を支援



沖縄県糸満市で長年市民に親しまれてきた移動図書館車「2代目くろしお号」が、南アフリカ共和国へ贈られることが決まりました。このプロジェクトは、NPO法人SAPESI-Japanが主導し、同団体は南アフリカにおける初等教育支援を目的としています。

くろしお号の旅立ちの時が近づく



「くろしお号」の出発式は、2025年5月17日(土)に糸満市立中央図書館前で開催され、県内外から多くの来場者が予想されています。式典では教育関係者や市民代表が挨拶を行い、寄せ書きや集合写真の撮影なども予定されています。このイベントは誰でも参加可能で、地域の多くの人々がこの瞬間を共に祝います。

南アフリカでの新たな使命



寄贈先の南アフリカ共和国のハウテン州では、くろしお号が公立小学校を巡回し、読書の機会を子どもたちに提供することになります。地域の図書館が不十分な場所が多く、移動図書館の導入は特に意義があります。これによって、子どもたちの学びや夢の広がりが期待されています。

共通点を持つ両地域



沖縄と南アフリカ・ハウテン州には意外な共通点があります。両地域とも多文化が共存しており、次世代の教育を重視する必要性が共通しています。くろしお号は、国境を越えて地域の未来を支える「想い」をつなぐ役割を果たすことでしょう。456

運営の背景



この移動図書館車の寄贈が実現した背景には、日本NGO連携無償資金協力があります。日本外交協会や全国の自治体が支援し、運送の面では株式会社商船三井の協力も受けながら進められています。皆さまの支援によって、南アフリカの子どもたちへ本が届けられることに感謝の思いを表したいと思います。

未来への希望を育むプロジェクト



日本から南アフリカに移動図書館車を届ける「南アフリカ移動図書館車プロジェクト」は、図書の少ない地域に生きる子どもたちに知識の種を撒くことを目指しています。この取り組みは、サペーシ・ジャパンを通じて、日本の良い文化を南アフリカに伝える一助となるでしょう。

くろしお号が南アフリカで、未来を担う子どもたちの手に本を届けることで、彼らの夢を育む重要な役目を果たすことを期待しています。式典に参加される場合は、ぜひこの歴史的な瞬間を共に分かち合いましょう。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人 SAPESI-Japan
住所
東京都港区浜松町2-2-15-2F
電話番号
03-6774-6660

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