高校生の新たな挑戦
2024-09-30 11:21:50

神奈川県の専門高校で進化する職業訓練制度『DX整備士資格』の取り組み

神奈川県の専門高校で進化する職業訓練制度



神奈川県の専門高校で、IT整備士協会による新しい職業訓練プログラムが始まります。名付けて『DX整備士資格』。この取り組みは、従来の教育と実践のギャップを解消し、若者が卒業後に自信を持って社会に出られるようにするためのものです。

プロジェクト開始の背景



最近、専門学校を卒業した学生が仕事に就いても、学びと現場との間に大きなギャップを感じ、早期に離職してしまうケースが目立っています。それを受けて、神奈川県教育委員会は『かながわデュアルシステム』を導入。このシステムは、学校で習った知識を実際の職場で活かすことができるデュアル教育を提供することで、卒業後の問題を解決しようとしています。

DX整備士プロジェクトの詳細



近年、中小企業のDX化が急速に進んでいます。そこで、IT整備士協会が推進する『DX整備士プロジェクト』が始動します。このプロジェクトでは、学生がDXに関する知識や実務経験をゼロから学び、実際に地元企業と連携する機会が設けられています。

生徒たちは、DX整備士資格を取得することで、実務に即したスキルを習得します。具体的には、デュアル教育を経て、学んだ内容をレポートにまとめ、2025年1月にはその成果を発表する計画です。“将来の役に立つ経験を学びたい”という期待を胸に、15名の生徒たちが受講を予定しています。

実際の声



生徒たちの意見もインタビューしてみました。「色々な分野の知識を吸収したい」との声が多い中、彼らは自信を持って社会に飛び出す準備を進めています。このプログラムは、学生にとって未来を切り開く重要なステップとなることでしょう。

IT整備士協会の取り組み



IT整備士協会の理事、泉もとき氏は「デュアルシステムへの参画は非常に重要な取り組みです」とコメント。産業界のニーズに応じた人材を育成する活動を進めており、企業との連携をさらに強化していく方針です。また、デジタル技術を活用し、遠隔地企業との関係も強化し、学生に多様な選択肢を提供する計画も視野に入れています。

将来の展望



このプロジェクトは、ただの教育プログラムにとどまりません。卒業生の追跡調査を通じて、その効果を持続的に検証し、必要に応じて改善を図る体制作りにも力を入れています。これにより地域産業の活性化と若者の地元定着を目指し、神奈川県の未来を担う人材育成を進めていく意欲的な取り組みです。

IT整備士協会のHPにはこのDX整備士資格に関する詳細が掲載されており、興味がある方はぜひ一度訪れてみてください。新たな職業教育の流れを受けて、神奈川県の専門高校生たちがどのように成長していくのか、今後の進展が楽しみです。


画像1

画像2

会社情報

会社名
特定非営利活動法人 IT整備士協会
住所
東京都新宿区四谷4丁目25番5号KDビル2階
電話番号
03-5315-4834

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。