パティシエが作る介護食デザート「kailo cake」が敬老の日プロジェクトを開始!
「kailo cake(カイロケーキ)」は、嚥下障害のある方でも美味しく食事を楽しめるよう、パティシエが作る介護食デザートを提供するサービスです。2024年2月より、介護施設向けにサービスを開始し、この度、敬老の日に「メルシープディング」を届ける「敬老の日プロジェクト」を7月3日より開始しました。
プロジェクトの背景
健康な私たちは、好きな時に様々な食を選択できますが、介護食となると選択肢が限られてしまいます。その理由の一つに、高齢化に伴う嚥下機能の低下があります。しかし、少子高齢化が進む中、嚥下食の種類は少なく、高齢者の食への関心が薄れていく現状があります。
「kailo cake」は、この問題を解決するため、高齢者施設にいる方々に「メルシープディング」を届け、食への興味関心を高めるきっかけを提供したいと考えています。今回のクラウドファンディングを通じて、300人の高齢者に「メルシープディング」を届け、「何歳になっても食を楽しめる社会」の実現を目指しています。
「メルシープディング」の詳細
「メルシープディング」は、パティシエの経験を活かし、とろみ剤を使用せずに食材本来の力を利用して、なめらかで柔らかなプリンに仕上げられています。摂食嚥下の医師や管理栄養士、言語聴覚士などの専門家の意見を参考に、何度も試作を重ねて完成しました。学会分類では1j、嚥下食ピラミッドではL1に分類されます。
デザートは、食事量が減りがちな高齢者の方にとって、簡単にエネルギーを摂取できる栄養価の高い食品です。「メルシープディング」は、美味しく栄養を摂ることのできる最適な方法の一つとして、介護現場で注目されています。
また、冷凍商品のため、忙しい介護現場でも解凍するだけで提供できます。手軽に利用できる点も魅力です。
2023年のモニター調査では、約160名の参加者(介護度問わず)のうち99%が「メルシープディング」を完食しました。
介護施設現場の声
「介護度に合わせて食事の提供を変えていましたが、メルシープディングは簡単に利用でき、利用者の方々に喜んでいただけました。」
「普段胃瘻で食事を食べない方も、メルシープディングは完食しました。」
「ロスの心配がなく安心して利用できます。」
など、介護施設現場から多くの喜びの声が届いています。
今後の展望
「kailo cake」は、現在法人向けに「メルシープディング」を販売していますが、今後は個人の方向けにも販売を予定しています。
敬老の日プロジェクトを通じて、多くの方に「介護食」の現状を知っていただき、より多くの方に「メルシープディング」を届けていきたいと考えています。
敬老の日プロジェクト概要
プロジェクト名: 何歳になっても食を楽しめる社会|敬老の日プロジェクト
プロジェクトページ: https://readyfor.jp/projects/kailocake
お問い合わせ
株式会社ilocake
担当者: 恩智(おんち)
メール:
[email protected]
ホームページ:
https://kailocake.com/