新たに登場した内原野焼のマグ
株式会社ワイヤードビーンズが新商品「生涯を添い遂げるマグ 内原野焼 陽和工房」を2025年11月6日より販売開始します。この商品は、高知県安芸市に位置する陽和工房で製造され、内原野焼の伝統を受け継いだ特別な陶器です。内原野焼は、1829年頃に江戸時代後期から続く伝統的な焼き物です。特に、職人の西邨出氏が手がけたこの製品には、彼の父・滋氏が築いた技術と想いが込められています。
3種類の釉薬の独自性
このマグは、異なる三種類の釉薬が使用されています。「卯の花」「白茶」「群青」と名付けられた釉薬はいずれも、他に類を見ない魅力を持っています。
- - 卯の花: 藁灰を基にした釉薬で、柔らかな乳白色が特徴です。焼成時に自然な濃淡が生まれ、穏やかな印象を与えます。
- - 白茶: わずかに鉄分を含むこちらは、優しいベージュ色が印象的で、さらに釉の流れが豊かな表情を作り出します。
- - 群青: 青色から藍色へと変化する美しいグラデーションが特徴的な釉薬で、静かな存在感を放つ一品です。
日々の暮らしに寄り添う器
「生涯を添い遂げるマグ」は、日常に使えるデザインを持ちつつ、温かみのある風合いで食卓を彩ります。また、このブランドは製品の長寿命を考慮し、割れた場合に新しい商品と交換する「生涯補償」を提供しています。これは、職人と顧客との絆をより強固にし、伝統技術が未来へ受け継がれるための新しい仕組みです。
陽和工房の特別な歴史
陽和工房は、陶芸の盛衰があった昭和40年代、内原野焼を復興させるために設立されました。その当時、伝統を守るだけでなく、現代の生活に適した器作りを目指しました。現在の当主、西邨出氏は、自身の芸術性と職人としての技術を融合させ、日常生活に寄り添う作品を創り出しています。
GKインダストリアルデザインの理念
デザインは、生活のあらゆる場面に彩りを加える重要な要素であり、株式会社GKインダストリアルデザインによって手がけられたこのマグは、技術と芸術の融合を体現しています。多くの国際的なデザイン賞を受賞したその技術は、製品の美しさだけでなく機能性も考慮されています。
さいごに
「生涯を添い遂げるマグ 内原野焼 陽和工房」は、その名の通り、長く使い続けることで愛着が湧く製品となることを目指しています。伝統美と現代的なデザインが融合したこの商品は、日々の生活の中で楽しむことのできる贅沢なアイテムです。自分用はもちろん、贈り物としても喜ばれることでしょう。ぜひ、来たる11月6日よりダイレクトにお手にとって、その魅力を実感してみてください。