猫の健康を見守るデバイス『Catlog』が5周年を迎えた背景
株式会社RABOが開発した猫用のスマートデバイス『Catlog』が、今年で5周年を迎えます。このデバイスは、飼い主が愛猫の行動を24時間体制で見守ることができる革新的なアイテムです。『Catlog』の開発は、猫を飼う方々がより安心して愛猫と向き合えるようにするために始まりました。この5年間のうちに、RABOは多くのデータを蓄積し、たくさんの機能のアップデートを実施しました。
蓄積された膨大なデータ
今年の発表によれば、これまでに収集されたデータはなんと160億件に及びます。具体的には、猫たちが実際にどれほどの時間を眠っているのか、どのくらいの量の排泄物を出しているのかといったデータが公開されています。
たとえば、猫たちは5年間で
1.2億時間寝ており、これは137世紀、つまり人間でいうところの新石器時代から現代までに相当します。同様に、猫たちが5年間で出した
6.2億mlのおしっこは、2tトラック121台分に相当し、また排泄物は
2.4億g、これはジェット機4機分という結果も明らかになりました。
実際に猫たちがどれほど活発に過ごしているかも示されており、5年間で
61万時間走り、これは地球を763周するだけの距離に相当します。これらのデータは、猫の行動パターンや健康状態の把握に役立つ貴重な情報となります。
新機能「迷い猫モード」の導入
そして、今月新たにリリースされた「迷い猫モード」は、猫が迷子になった際の救助機能です。この機能は、Catlogを装着した猫が万が一迷子になった場合、約10メートルの範囲の位置情報を地図上に表示し、捜索の手助けをします。
従来、犬に比べて猫が元の飼い主に戻る確率が非常に低く、調査によると猫は僅か0.8%の確率で帰還しています。この新機能により、家族や友人に協力を求めやすくすることで、迷子猫の発見率向上を目指すことが期待されています。Catlogを利用しないユーザーでも、アプリをインストールすることで捜索に参加できます。
今後の展望
今後も『Catlog』はさまざまな機能拡充を目指し、猫の健康管理や行動観察をさらに進化させる予定です。UABOの代表取締役社長である伊豫愉芸子氏は、「猫の生活をテクノロジーで見守る」というビジョンのもと、今後も猫と飼い主が安心して過ごすためのサポートを強化していくことを明言しています。
Catlogの公式ウェブサイトやSNSでも最新情報が更新されているため、興味のある方はぜひチェックしてみてください。愛猫とともに過ごす時間を、テクノロジーの力でより充実させるこのデバイスに、これからも注目です!
Catlogの詳細について
より詳しい情報や、おすすめ機能については、
Catlog公式サイトや
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