八洲電機、Oracle Fusion Cloud Applicationsで基幹システム全面刷新 - 事業変革と市場環境変化に対応

八洲電機、Oracle Fusion Cloud Applicationsで基幹システム全面刷新 - 事業変革と市場環境変化に対応



八洲電機株式会社は、事業変革と市場環境変化への対応力強化を目的に、オラクルのクラウドサービス「Oracle Fusion Cloud Applications Suite」を採用することを発表しました。同社は、販売・見積、サプライチェーン、会計、プロジェクト、経営管理など幅広い業務をこのクラウドサービスで統合し、2025年11月の稼働を目指しています。

八洲電機は、電気機械器具の商社として1946年に創業し、現在は電機制御システム、電源システム、空調システムのコア技術を活用したエンジニアリングサービスを主力事業としています。近年、事業環境の変化や競争の激化が進む中、同社は更なる事業成長に向けて、従来の基幹システムの限界を感じていました。

「Oracle Fusion Cloud Applications」は、変化への対応力が高く、システムの保守・運用負荷を軽減できる点も魅力です。また、クラウドプラットフォーム上で財務、サプライチェーン、カスタマー・エクスペリエンスのデータを統合的に管理できるため、業務効率の向上や意思決定の迅速化も期待できます。さらに、四半期ごとのアップデートにより、常に最新機能を利用できる点も大きなメリットです。

八洲電機は、今回の導入により、「Oracle Fusion Cloud ERP」、「Oracle Fusion Cloud EPM」、「Oracle Fusion Cloud SCM」、「Oracle Configure, Price, Quote (CPQ)」を含む「Oracle Sales」、さらに「Oracle Cloud Infrastructure」を採用しました。これらのサービスによって、ビジネスプロセスを効率化し、データ分析能力を高め、市場の変化に迅速に対応していくことを目指しています。

本プロジェクトは、日本オラクルのコンサルティング・サービス部門が導入を支援しています。八洲電機は、Oracle Fusion Cloud Applications Suiteの導入を通じて、事業変革を加速させ、更なる成長を目指していく予定です。

トピックス(IT)

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