衝撃の舞台『THE BEE』が9年ぶりに日本再演！新キャストで新たに生まれ変わる

衝撃の舞台『THE BEE』、9年ぶりに日本上演へ

舞台界の巨匠・野田秀樹が手掛ける代表作『THE BEE』が、9年ぶりに日本で上演されることが決定しました。本作は、2001年9月11日に起きたアメリカの同時多発テロ事件にインスパイアされ、筒井康隆の小説『毟りあい』を題材にして創作されたもので、ロンドンでの初演から多くの国で評価を受けてきました。今回、2021年秋に再演される本作では新キャストが登場し、再び脚光を浴びることになります。

初演は2006年のロンドンであり、その後、日本語版が2007年に東京で初めて披露されました。以降、ニューヨークや香港、パリなど、世界中の14都市での上演が続きました。『THE BEE』の魅力は、その力強いメッセージ性にあります。報復と暴力の連鎖を描いたこの作品は、どの国や地域においても普遍的なテーマであり、観客の心に迫ります。今回の新たな舞台において、観客の想像力が刺激されることでしょう。

新キャストの紹介

今回の公演には、実力派の俳優が揃い踏みします。阿部サダヲが主人公の井戸役に、長澤まさみが脱獄囚の妻、河内大和が百百山警部、川平慈英が安直など、多彩な役どころを演じます。野田秀樹自身は今回の公演において演出に専念し、144分間の緊張感あふれる物語を届ける予定です。これまで『THE BEE』に関わってきたスタッフが力を合わせ、新たな視点で物語が描かれることに期待がかかります。