大学DXとAIボット
2021-07-08 12:20:50
AIチャットボットとボイスボットが大学DXを加速する時代の到来
大学DX推進に向けたAIボットの活用
2023年7月19日に、AI Shiftとキャリアボットが共同で開催したウェビナー「大学におけるAIチャットボット・ボイスボットの現状と将来展望」では、デジタル化の重要性が強調されました。文部科学省が発表した「デジタル化推進プラン」に沿って、大学がDXを進める動きが広がる中、特に注目を浴びているのは、就職支援分野におけるAIチャットボットの導入です。
就職活動の変革
コロナ禍を経て、社会は大きく変わろうとしています。従来の採用活動が見直される中、学生の就職活動は通年化の流れに向かっています。この背景には、AIチャットボットの活用があり、採用活動のデジタル化は大学のキャリア支援部門において重要なトピックとなっています。AIチャットボットにより、学生からの問い合わせへの迅速な対応が可能となり、現場職員の業務効率も大幅に向上します。
ボイスボットの台頭
ウェビナーでは、AIチャットボットに加えて、ボイスボットの導入が進んでいることも紹介されました。特に、電話応対業務の自動化により、業務効率だけでなく、ユーザー体験も向上することが期待されています。ボイスボットの普及は、大学におけるキャリア支援の現場でも大いに役立つと考えられており、将来的には多くの大学で利用される可能性があります。
ウェビナーの内容
ウェビナーは、12時30分から1時間のセッションで行われ、参加者が気軽に視聴できる形で構成されました。プログラムは以下の通りでした:
1. AI Shiftによる事例紹介(20分)
2. キャリアボットによる事例紹介(15分)
3. パネルディスカッション(15分)
4. 質疑応答(10分)
各セクションでは、実際の導入事例を基にした具体的な説明が行われ、視聴者はAIの活用法や注意点について新たな知見を得ることができました。特にパネルディスカッションでは、両社の専門家が今後の展望について意見を交わし、AIチャットボットやボイスボットの可能性を探りました。
登壇者の紹介
ウェビナーには、株式会社AI Shiftの代表取締役社長、米山結人氏と、株式会社キャリアボットの代表取締役社長、岡崎浩二氏が登壇しました。米山氏は、AI関連事業の経験を活かしてAI Shiftを設立し、AIボットの新たな可能性を提示。岡崎氏は、大学キャリア支援に特化したDX推進に取り組み、多くの大学での実績を持つキャリアコンサルタントです。
今後の展望
今後、AIチャットボットやボイスボットが大学のキャリア支援に広がりを見せることは間違いありません。これらの技術は、学生や企業にとって魅力的なサービスを提供し、より良い就職活動を支える可能性を秘めています。デジタル化の進展により、大学のキャリア部門がさらに活性化することが期待されています。今回のウェビナーを通じて、参加者はその未来を感じ取ったことでしょう。
参加を希望する大学や企業は、早めのアクションが求められる現状において、このようなウェビナーでの情報収集や議論が必要です。未来の大学教育とキャリア支援のために、多くの関係者がデジタル化を推進していくことが求められています。
会社情報
- 会社名
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株式会社キャリアボット
- 住所
- 東京都世田谷区成城2-33-13パールハウス服部405
- 電話番号
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