バブル余韻の街に登場したバー「etre」
2025年11月1日、西麻布に新しいバー「etre(エートル)」がオープンします。このバーは、吉野家ホールディングスグループの株式会社シェアレストランによって運営され、間借りマッチングプラットフォームを利用した新しいビジネススタイルを採用しています。有名なバブル文化が色濃く残る西麻布という土地で、令和の若者たちが思い描く社交の形がここに形を成します。
「etre」という名前は、フランス語の“be(ある/在る)”に由来しており、訪れる人々が肩書きや時代に縛られることなく、自然体で過ごせる空間づくりを目指しています。この若者の挑戦は、伝統と新しさが同居する西麻布の文化を再生させる役割を果たしています。
令和の社交場
西麻布はかつて「VIPルーム」や「お立ち台」など、選ばれし者だけが楽しめる特権的な社交場として知られていました。しかし、時代の変化と共にその姿は変わりつつあります。「etre」では、全席がカウンター席となっており、来店者同士が自由に会話し、繋がりを楽しむことができる場となっています。このような空間の提供により、肩ひじ張らずに自然に交流が生まれる、まさに“令和の社交場”と呼ぶに相応しい場所が創り出されています。
若手世代の挑戦
バー「etre」のオーナーは、高校時代から飲食業一筋で活躍してきた25歳のコンビ。京都出身で偶然道玄坂で出会った二人が、共に店舗の夢を追い求める中で築いた絆が、このバーの誕生に繋がりました。「まずはファンを作ること」を理念に掲げ、開業初期から無駄な借金を作ることなく、集客に焦点を当てています。
店舗情報
- - 店舗名: etre(エートル)
- - 住所: 東京都港区西麻布4丁目1-4 西麻布MKビルB1 West Ave. Bar内
- - アクセス: 西麻布交差点そば
- - オープン日: 2025年11月1日
- - 営業時間: 土日 21:00〜
- - Instagram: @etre_1101
シェアレストランの意義
株式会社シェアレストランは、飲食業界の高い廃業率に対抗するために、新しい取り組みを進めています。彼らは、空いている時間を使って飲食店の開業を支援するマッチングプラットフォームを提供し、新しい仲間を探すオーナーとリスクを抑えた開業を希望する人々をつなぐ架け橋となっています。酒場での交流という従来のスタイルに革命をもたらし、現代のニーズに合ったサービスを展開しています。
新たなコミュニティを創造し、バブル文化を新たな形で受け継ぐバー「etre」。ぜひその目で確かめてみてはいかがでしょうか。楽しみな未来がここに広がっています。