刃物祭りとカカシ
2025-11-19 16:24:16

高知県香美市で行われた刃物祭りとかかしコンテストの魅力

高知県香美市での「第42回刃物まつり」と「山田のかかしコンテスト」



香美市にある鏡野公園で、2025年10月18日と19日の2日間にわたり、待望の「第42回刃物まつり&山田のかかしコンテスト」が開催されました。このイベントは、土佐打刃物という400年以上の歴史を誇る伝統工芸品を紹介する場であると同時に、地域住民と訪問者をつなぐ重要な文化イベントでもあります。

豊かな秋晴れのもと、賑やかな開幕



二日間ともに晴天に恵まれ、多くの来場者が訪れ、オープニング時には香美市商工会の挨拶とテープカットが行われます。この祭りが特に魅力的なのは、同じ日程で行われる高知工科大学の学祭とも連携しているため、自由に両方を楽しむことができる点です。会場の鏡野公園は、木材が豊富に育つ高知県の自然を体験できる場所で、散策しながら祭りを楽しむことができます。

魅惑の刃物展示販売



刃物まつりのハイライトは、地元の鍛冶職人たちによる刃物の展示販売です。包丁をはじめ、斧やナイフ、鎌など、さまざまな刃物が並び、全国から多くの客が訪れます。これらの刃物は、職人たちが一つ一つ手作りしたもので、切れ味や耐久性はもちろんのこと、デザインにも多くの工夫がなされています。訪れる人々は、必要な道具を捜しながら、その質の高さに驚かされ、鍛冶職人に直接質問する姿が見受けられます。

刃物研ぎコーナーが大人気



また、来場者が持ち込んだ刃物を職人が研いでくれる「刃物研ぎ」コーナーも人気です。数百円から受け付け、数時間で見違えるほどの仕上がりに仕上げられた包丁に、参加者たちは喜びの声を上げていました。このコーナーは年々賑わいを増し、しっかりとした技術を持つ職人たちが心を込めて作業する姿に、多くの来場者が感動します。

山田のかかしコンテスト



祭りのもう一つの見どころといえば「山田のかかしコンテスト」です。ここでは、個人や団体が製作したユニークなかかしが数多く登場します。今年は36作品が展示され、最優秀賞にはデイサービスの作品が選ばれました。このかかしは、過去の出来事を再現したもので、その創造性やこだわりに感嘆の声が上がります。

地元グルメも満喫



刃物まつりでは、地元の美味しい食べ物も楽しめます。特に「土佐あかうし」のBBQは大人気で、早々に売り切れることが予想されるため、事前予約が必須です。また、物部川流域の名物料理や、参加者自身が参加できる「あんぱん食い競争」など、地域の文化を体感できるイベントも盛りだくさんです。

おわりに



今年の「第42回刃物まつり&山田のかかしコンテスト」は、大盛況のうちに幕を下ろしました。参加者たちは、展示された刃物、競技、地元出店を楽しみ、充実した一日を過ごしました。来年もまた、土佐打刃物の魅力と地域の絆を再確認できるそんなイベントになることでしょう。参加者の皆さんには、研いだ包丁や購入した刃物を使う楽しみを噛みしめながら、次回の祭りを心待ちにしてもらえればと思います。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

画像22

画像23

画像24

画像25

画像26

画像27

画像28

画像29

画像30

会社情報

会社名
一般社団法人物部川DMO協議会
住所
高知県南国市大そね甲1705-5桜ビル2階
電話番号
088-802-5050

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。