「WWDJAPANサステナビリティ・サミット2026」開催のお知らせ
1月28日、水曜日に東京ポートシティ竹芝 ポートホールにて「WWDJAPANサステナビリティ・サミット2026」が行われます。これは、WWDJAPANが主催し、今回で6回目を迎えるこのサミットは、サステナビリティをテーマにしたファッション界の最新の動向や取り組みを探求するリアルなイベントです。
サミットの目的とテーマ
今年のテーマは「Value by Fashion — ファッションの力で地域文化を輝かせ、資源に新たな意味を与える」です。グローバルな視点で変化が進む今、国ごとの資源の再定義が求められています。日本は資源が乏しいと言われがちですが、実際には独自の地域文化や先進的な技術、さらには廃棄物を価値へと変換するための革新性を持つ国です。
特に注目されるのが、使い終えた衣類を再び資源にするという新たな考え方です。ファッションの持つ力は、まだ評価されていない資源を見出し、ストーリーを織り交ぜ、価値を生み出すことにあります。サステナビリティとは、資源の意味を問い直しながら文化の継承と革新を同時に進める過程とも言えるでしょう。
サミット概要
- - 開催日:2026年1月28日(水)15:00~20:00(開場:14:15~)
- - 会場:東京ポートシティ竹芝 ポートホール
- - 参加費:無料
- - 参加方法:事前登録制(定員に達し次第締め切り)
特設サイトは12月26日に公開予定で、当日はQRコードでの受付を行います。なお、イベントはライブ配信されませんので、ぜひ会場に足を運んでリアルな議論に参画してください。
セッション内容と登壇者
SESSION 1
15:10~16:10 「HOSOO COLLECTIVEが次世代養蚕始動、“未来の伝統産業”は京都から生まれる」
- - 登壇者:細尾真孝(HOSOO COLLECTIVE社長)、北野宏明(ソニーコンピュータサイエンス研究所社長)、水野大二郎(京都工芸繊維大学教授)
このセッションでは、HOSOO COLLECTIVEのシルクプロジェクト「KYOTO SILK HUB」を通じて、文化と技術が融合し、新たな産業基盤がどのように生み出されるかを語ります。
SESSION 2
16:50~17:30 「革新素材の料理人、井野デザイナーに聞く、そのアイデアはどこから来るの?」
井野デザイナーが挑戦する、次世代の革新素材への取り組みやデザイン思考がテーマです。
SESSION 3
17:50~18:40 「CFCL×VEJA ブランド哲学と仕組みから読み解く新しいファッションの基準」
- - 登壇者:高橋悠介(CFCL代表)、アルトー・フルノワ(ヴェジャ APAC統括責任者)
循環型ファッションの新しい基準について、それぞれのブランドの哲学と仕組みを比較します。
SESSION 4
19:00~19:45 「ケリング・ジェネレーション・アワードが選ぶ“世界基準”」
- - 登壇者:ジェラルディン・ヴァレジョ(ケリングサステナビリティプログラムディレクター)、酒井里奈(ファーメンステーション社長)
業界の未来を展望し、世界的なスタートアップの強みを導き出します。
お問い合わせ先
「WWDJAPANサステナビリティ・サミット2026」についての詳細は、WWDJAPANのカスタマーサポート(
[email protected])までお気軽にお問い合わせください。
WWDJAPANについて
「WWDJAPAN」は、日本のファッション業界に特化した専門紙であり、国内外のビジネスやトレンドニュースを広く発信しています。詳細は
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