MJSが提供する新機能『AI年次レポート動画版』で決算報告が進化

MJSが新たに導入した『AI年次レポート動画版』

株式会社ミロク情報サービス（MJS）が、業務報告書作成を革新する新機能『AI年次レポート動画版』を、同社のDXプラットフォーム「Hirameki 7」の「経営分析プラス」に追加しました。この機能は、会計事務所が顧問先の決算報告を簡便に行えるよう補助するものです。

新機能の背景と利点

「Hirameki 7」は、MJSグループのトライベックが展開する中小企業向けのDX支援プラットフォームであり、セミナーやマーケティング機能、業務の効率化まで、多岐にわたるサービスを提供しています。今回の新機能は、特に会計事務所の業務を支えるために開発されました。

自動作成される決算報告書は、特別なプロンプトを必要とせず、会計データがMJSのクラウドにアップロードされるだけで、素早くPowerPoint形式で提供されます。これまでも存在した『AIレポート』機能に続き、新たに動画版が加わることで、視覚的に情報を伝えることが可能になりました。こうした機能の充実により、会計事務所は従来の手間を大幅に軽減でき、顧客にとっても理解しやすい内容を素早く提供できるようになります。

技術や協力関係

この新機能には、Microsoftの「Azure OpenAI Service」が活用されています。このため、ユーザー側が別途契約を結ぶ必要がなく、顧客の会計データがAI学習に利用されることもありません。さらに、日本マイクロソフトと協力してこのシステムは構築されています。これにより、安心して利用できる環境が整っています。