SEA/J CTF for Students 2025大会でのKCS大分情報専門学校の快挙
一般社団法人セキュリティ・エデュケーション・アライアンス・ジャパン(SEA/J)が主催する「SEA/J CTF for Students 2025」が開催され、KCS大分情報専門学校のBishopチームが栄冠を手にしました。この大会は、IT関連の学生を対象にしたセキュリティコンペティションであり、実践的なスキルを育む貴重な機会を提供しています。大会は137名の参加者からなる46チームが熱戦を繰り広げ、特に1年生を対象としたフレッシュマン部門も設けられ、若いプレイヤーにも優勝のチャンスが与えられました。
教育の一環としてのCTF
CTF(Capture The Flag)は、サイバーセキュリティスキルを養うための実践的なトレーニングとして非常に有用です。特に、座学だけではなく、実際に手を動かして挑戦することが重要です。大会を通じて学生たちは、リアルなケーススタディに基づく問題解決能力を身に付けることができ、同時に競争の中でチームワークやコミュニケーション能力も磨かれます。このようなスキルは、今後の職業人生において必ず役立つでしょう。
KCS大分情報専門学校について
昨年度の大会ではKCS大分のチームが惜しくも2位に終わりましたが、今年はメンバーの奮闘により優勝を勝ち取りました。メンバーは以下の学生たちです。
- - 財前 匠汰さん(2年生、AI・システム専攻)
- - 朝木 裕貴さん(2年生、AI・システム専攻)
- - 渡邉 心史郎さん(1年生、AI・システム専攻)
- - 高部 紫音さん(1年生、大学併修科)※渡邉さんはインタビュー当日不参加でしたが、コメントを頂戴しました。
彼らは大会中に様々な問題に直面しながらも、しっかりとしたチームワークで乗り越えました。特に、メンバー全員が異なる視点からアイデアを出し合った結果、優れたパフォーマンスを発揮しました。
大会への参加を考える学生へのメッセージ
優勝チームのメンバーに、これからCTF大会に挑戦しようと考えている学生たちに向けたメッセージを伺いました。
- - 高部さん: "普段から情報処理技術者に関する情報をチェックし、手を動かしてみることが大切です。"
- - 財前さん: "諦めるのはいつでもできます。まずは気軽に挑戦して、ダメだったら他のことに挑戦してみてください。CTFへの参加はその入り口に最適です。"
- - 朝木さん: "まずは実際にやってみることが重要。分からないことを一つずつ吸収し、確実に成長する実感を得られるはずです。ためらわずに挑戦しましょう!"
SEA/Jのサポート体制
SEA/Jは、セキュリティ分野への認定資格を通じて、教育機関や学生のサポートを行っています。CTF大会は、次世代のセキュリティ人材を育成するための重要なプラットフォームです。また、講師向けや学生向けに多くのリソースや支援活動も行っており、セキュリティ教育における重要な役割を果たしています。
このようなイベントを通じて、より多くの学生がセキュリティの重要性を理解し、社会に貢献できる人材として成長することを期待しています。すべての学生に向けて、ぜひともCTF大会への参加を検討していただきたいです。