日比野克彦×近藤良平:芸術監督クロストーク「夢の人に逢う」Vol.5
彩の国さいたま芸術劇場は、ジャンルを超えたアーティスト同士の交わりや、地域の人々との繋がりを大切にする劇場です。その理念を体現する取り組みの一つとして、芸術監督である近藤良平氏が聞き手となり、様々な分野で活躍するゲストを招いて行われる公開対談シリーズ「芸術監督クロストーク「夢の人に逢う」」が注目を集めています。
昨年秋にスタートしたこのシリーズは、映画監督の前田哲さん、ラジオパーソナリティのクリス智子さん、デザイナー・アーティストの篠原ともえさん、翻訳家・演劇評論家の松岡和子さんなど、多彩なゲストを迎えてきました。そして、5回目のゲストに選ばれたのは、アーティストで東京藝術大学学長を務める日比野克彦さんです。
日比野さんは、東京藝術大学在学中からダンボールを用いた作品で注目を集め、ヴェネチア・ビエンナーレにも参加するなど、国際的に評価されてきたアーティストです。近年では、地域に根ざしたワークショップやアートプロジェクトにも精力的に取り組んでおり、「アートは生きる力」を研究、実践し続けています。
今回の対談では、近藤氏が日比野さんの創作活動について深く掘り下げ、アートと社会、そして個人がどのように向き合っていくべきかについて、貴重な話が聞けるはずです。
開催概要
日時: 2024年9月5日(木)19:00~20:30(終了予定)
会場: 彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール
出演: 日比野克彦(アーティスト・東京藝術大学学長)、近藤良平(振付家・ダンサー/聞き手)
料金: 入場無料(全席自由・要事前申込・先着順・定員130名)
申込方法
WEB: SAFオンラインチケット https://www.saf.or.jp/t/
受付開始: 2024年7月13日(土)10:00~
お問い合わせ
SAFチケットセンター 0570-064-939(劇場休館日を除く10:00~18:00)
事業詳細HP: https://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/100522/
日比野克彦氏プロフィール
1958年岐阜県生まれ。東京藝術大学で学び、80年代前半から作家活動をスタート。社会メディアとアート活動を融合する表現手法で注目を集め、シドニー・ビエンナーレやヴェネチア・ビエンナーレなど、数々の国際的な展覧会に参加。国内外で個展・グループ展、領域を横断する多彩な活動を展開。また、地域に根ざしたワークショップやアートプロジェクトも積極的に行い、現在も岐阜県美術館、熊本市現代美術館の館長を務める。母校である東京藝術大学では1995年から教育研究活動に従事し、2022年からは学長として芸術未来研究場を立ち上げ、現代におけるアートのさらなる可能性を追求している。
近藤良平氏プロフィール
1996年にダンスカンパニー「コンドルズ」を旗揚げし、構成・振付・演出を手掛ける。世界約30ヵ国で公演を開催し、NHK総合『サラリーマンNEO』振付出演、NHK連続テレビ小説『てっぱん』、NHK大河ドラマ『いだてん』振付などを担当するなど、多岐にわたる分野で活躍。0歳児からの観客参加型公演「コンドルズの遊育計画」や障害者によるダンスチーム「ハンドルズ」公演など、ダンスを通じた社会貢献にも積極的に取り組む。多摩美術大学教授、東京大学、立教大学などでも講師を務める。第4回朝日舞台芸術賞寺山修司賞、第67回芸術選奨文部科学大臣賞、第67回横浜文化賞を受賞。2022年より彩の国さいたま芸術劇場芸術監督を務める。