Synologyが新たにエンタープライズ向けのストレージを発表
2026年5月7日、東京で開催された発表会において、Synologyは新しいストレージモデル、RS6426xs+、RS4826xs+、RS3626xsを発表しました。これらのモデルは、特にエンタープライズ向けバックアップ、データ管理、大規模仮想化ストレージに特化した性能と信頼性を備えています。
ビジネス環境の変化に応える
Synologyのプロダクトマネージャーであるペギー・ウェン氏は、次のように述べました。「いまのIT環境はますます複雑になっており、組織には信頼性が高く柔軟に対応可能なインフラが求められています。」新モデルは、チーム間のコラボレーションの向上や、異なる拠点間でのデータ同期をスムーズにし、プロダクション環境の保護を手助けするよう設計されています。
卓越したパフォーマンスと拡張性
新しいラインナップの性能に関しては、RS6426xs+が165,000 IOPSに達する高い書き込みI/O応答性を誇ります。さらには、RS4826xs+は135,000 IOPS、RS3626xs+は115,000 IOPSを実現しており、エンタープライズのニーズに十分応える性能を持っています。また、最大ペタバイトクラスの拡張性も特長で、RS6426xs+は最大で1,536TBのローストレージをサポートすることが可能です。
全モデルでデュアル10GbEポートが標準搭載され、必要に応じて25GbEやFibre Channel向けのアップグレードも選択できます。これにより、未来のニーズにも柔軟に対応できるのです。
高可用性とメンテナンス簡素化
信頼性を重視した設計も更新ポイントです。システムはデュアル電源を備え、分単位でのフェイルオーバーを実現するSynology High Availability(SHA)に対応しています。
メンテナンスも簡単で、ホットスワップ対応ドライブやオンラインボリューム拡張が可能。帯域外管理によって、遠隔からのトラブルシューティングが行えるため、電源がオフの状態でも管理者はシステムを操作できます。
データ管理の効率化を実現
ストレージ効率も大きく向上しています。自動データ階層化機能が搭載されており、活発なデータは高パフォーマンスドライブに、非アクティブなデータは大容量ストレージに自動的に移動されます。これにより、パフォーマンスとストレージ容量の最適なバランスが実現され、管理者は手動でのデータ管理を省くことが可能になります。
提供開始時期
RS6426xs+、RS4826xs+、RS3626xsは2026年5月7日から、Synologyのパートナーおよびリセラーを通じて全世界で提供される予定です。詳細は各製品ページを参照してください。
*注釈:性能数値はSynology内でのテスト結果に基づいており、実際のパフォーマンスは使用状況やテスト環境によって異なることがあります。特にロー容量は24TBドライブ使用時の計算です。使用するドライブやRAID構成による影響も考慮してください。
Synologyはデータ管理の革新を促し、ビジネスのデジタル化を推進するための一元化されたプラットフォームを提供しています。これにより、IT管理の負担を軽減し、より効率的な業務運営を支援します。