花王「ヘルシア」事業譲渡！キリンへ託す21年の想いを伝えるメッセージトレイン運行

花王株式会社の飲料ブランド「ヘルシア」は、2024年8月1日にキリンビバレッジ株式会社に事業譲渡されることが決定しました。

花王は、長年「ヘルシア」を愛飲してきたお客様への感謝の気持ちと、これからも「ヘルシア」が愛され続けることを願い、7月10日から24日にかけて、東京メトロ東西線でメッセージトレインを運行します。

「ヘルシア」は、2003年に発売された特定保健用食品です。花王が長年の研究で培ってきた代謝に関する知識を活かし、茶カテキンを配合することで、体脂肪低減効果を実現しました。発売以来、健康茶飲料市場を牽引し、累計約31億本を販売するロングセラー商品として、多くのお客様から支持を得てきました。

今回のメッセージトレインは、花王の本社がある茅場町駅と、キリンビバレッジの本社がある中野駅を結ぶ東西線で運行されます。車内には、花王が「ヘルシア」に込めた想いを手書きで表現したメッセージ広告が掲出され、お客様に直接メッセージを届けます。

広告には、「大切なヘルシアのことを何卒よろしくお願いします。」「いつも生活の中でお客様と一緒にいるヘルシアであり続けてほしいと願っています。」「キリンさんの想いがこめられたヘルシア、楽しみにしています！」など、花王の「ヘルシア」に対する愛情と、キリンへの期待が込められています。

花王は、このメッセージトレインを通じて、「ヘルシア」のこれまでの歴史と、これからの未来への想いを、お客様に伝えたいと考えています。

「ヘルシア」のこだわりと歴史

「ヘルシア」は、植物に含まれるポリフェノールに着目し、その健康機能を引き出すことを目指して開発されました。茶カテキンやコーヒー豆由来のクロロゲン酸など、様々な成分を配合することで、特定保健用食品・機能性表示食品として、お客様の健康をサポートしています。

「ヘルシア」の名前は、「Healthy Assist（ヘルシーアシスト）」から来ています。お客様の健康をサポートし、より良いライフスタイルを実現するためのアシスト役になりたいという想いが込められています。

1990年代、花王は、身体の外側だけでなく内側からも健康にアプローチしたいという想いから、「ヘルシア」の開発に着手しました。約8000種の素材の中から「茶カテキン」を選び抜き、普段飲用の緑茶飲料という形で、ヒトでの効果を科学的に実証しました。

2003年、茶カテキン540mg配合を実現し、体脂肪を訴求するお茶として、初の特定保健用食品「ヘルシア緑茶」が誕生しました。その後、「ヘルシア」は、お客様のニーズに合わせて、様々な商品を展開してきました。

キリンへの事業譲渡

花王は、事業譲渡によって、「ヘルシア」がさらなる発展を遂げると確信しています。キリンビバレッジは、飲料業界において高い技術力とノウハウを持つ企業であり、「ヘルシア」をより多くのお客様に届け、健康増進に貢献してくれると期待しています。

花王は、「ヘルシア」を開発し、多くのお客様に愛される商品に育ててきたことを誇りに思います。これからも、お客様の健康をサポートする商品やサービスを提供し続けていきます。