首都圏新築戸建価格動向
2024-06-26 17:19:09

首都圏の新築戸建価格、4カ月連続で前年比下落 - アットホーム調査が明らかに

首都圏の新築戸建価格、4カ月連続で前年比下落 - アットホーム調査が明らかに



不動産情報サービスのアットホーム株式会社が発表した調査によると、2024年5月の首都圏における新築戸建の平均価格は4,549万円でした。前月比では0.2%の上昇となりましたが、前年同月比では0.7%の下落となり、4カ月連続で下落しています。

調査対象エリアは、東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部※/他)の8エリアです。※千葉県西部:柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市

エリア別の前年同月比では、全8エリア中7エリアで下落しました。特に東京23区は9カ月連続で前年同月を下回っており、他のエリアでも半数を超える5エリアが5カ月以上連続して前年同月割れとなっています。

一方、神奈川県他は3カ月連続で2017年1月以降最高額を更新しました。これは、神奈川県では需要が依然として高い一方で、供給が不足している状況が続いているためと考えられます。

アットホームでは、今後も新築戸建の価格動向を調査し、消費者への情報提供を行っていくとしています。

首都圏の新築戸建価格の現状と今後の見通し



今回の調査結果から、首都圏の新築戸建市場では、依然として価格の下落傾向が続いていることが明らかになりました。特に東京23区では、9カ月連続で前年比下落となっており、今後の価格推移が注目されます。

一方で、神奈川県他では、需要の高まりから価格が上昇しています。これは、東京都心へのアクセスが良く、住環境も良好な神奈川県が、依然として人気が高いことを示しています。

今後、首都圏の新築戸建市場は、金利上昇や物価高騰などの影響を受けながら、どのように変化していくのでしょうか。引き続き、アットホームなどの不動産情報サービスによる調査結果に注目していく必要があります。

また、消費者自身も、不動産購入を検討する際には、市場の動向をしっかりと把握し、冷静な判断をすることが重要です。

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