千葉銀行とちばぎんキャピタル株式会社は、「ひまわりG5号ファンド」を通じて、AIを活用した完全自動運転車の開発に取り組むTuring株式会社に出資したことを発表しました。
「ひまわりG5号ファンド」は、革新的なサービスで世界を変えることを目指すスタートアップ企業への投資を目的としたファンドです。ちばぎんキャピタル株式会社が管理・運営を行い、成長の著しい企業に対して資金提供を行っています。
Turing株式会社は、高度な生成AI技術を活用し、従来困難とされてきた完全自動運転車の開発に挑戦する注目のスタートアップ企業です。千葉県柏市に開発拠点を持ち、2022年度には「公益財団法人ひまわりベンチャー育成基金」の助成金交付先にも選定されています。
近年、自動車産業はAIやソフトウェア開発の進化により、大きな変革期を迎えています。今回の出資は、国内基幹産業である自動車産業の国際競争力強化に不可欠な要素技術である自動運転技術の開発を支援するものであり、Turing株式会社の壮大な目標達成に向けた取り組みを後押しするものと言えるでしょう。
Turing株式会社の代表取締役である山本一成氏は、今回の出資について「千葉銀行とちばぎんキャピタル株式会社からの投資は、私たちの技術革新を加速させる大きな力となります。AIを活用した自動運転技術の実用化に向けて、更なる研究開発を進め、世界に貢献できる技術を創造していきます。」とコメントしています。