成長療育支援システム「HUG」にテックタッチが導入される
テックタッチ株式会社は、ネットアーツの成長療育支援システム「HUG」に自社のデジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」を採用したというニュースを発表しました。「HUG」は、全国7,000件で導入されている障がい児通所支援施設向けのクラウドサービスです。このシステムは、児童発達支援や放課後等デイサービス、保育所等訪問支援など、それぞれのサービスに特化した機能を提供しています。
導入の背景
「HUG」は、個別支援計画や送迎表の作成、請求業務など、施設の運営全般をサポートする重要なツールです。しかし、2024年4月の法改正に伴い利用施設からの問い合わせが急増し、電話対応では解決に時間がかかることが課題となっていました。今後のユーザー増加と法改正に対し、効果的な問題解決策として「テックタッチ」の導入が選ばれました。
「テックタッチ」を使用することで、ユーザーは初めての利用時でも「HUG」の多様な機能を簡単に利用できるようになります。具体的には、各操作の説明をTOPページに集約し、特に迷いやすい部分には手順を詳しく案内するなどの工夫が盛り込まれています。さらに、マニュアルに代わって、画面上に画像を用いた操作案内がリアルタイムで表示されます。
導入の決め手
障がい児通所支援事業所では、特に自治体への申請書類作成に多くの労力がかかります。導入前は、膨大なマニュアルや動画を視聴しても疑問点が解決できず、問い合わせが増加していました。しかし、「テックタッチ」が導入されることで、画面ごとに最適な操作ガイドが表示され、ユーザーが自ら解決できる環境が整ったため、施設職員は本来の業務に集中できるようになりました。また、ネットアーツのサポートも大幅に効率化され、問題解決のスピードが向上しています。
ネットアーツからのコメント
ネットアーツの取締役で統括マネージャーの山北崇由氏は、「テックタッチの導入により、システム利用の利便性が飛躍的に向上した」と述べています。特に、導入サポートが手厚いこと、また部門ごとの細やかなサポートを通じて、当社に最適なガイド作成を実現できた点について高く評価されています。さらに、PDCAサイクルを回し、導入後のガイド品質を向上させることで、ユーザーの自己解決率が上がったと実感しています。
成長療育支援システム「HUG」の概要
「HUG」は、特に放課後等デイサービスや児童発達支援に関わる全業務を一元管理できるSaaS型(クラウド)運営支援システムです。これにより、事業所は保護者と療育の記録や連絡事項を簡単に共有できます。また、利用予約から請求処理までの一連の業務を電子化し、より効率的な運営が実現でき、質の高い療育を提供することが可能です。
テックタッチの特徴
テックタッチは、全てのユーザーがWebシステムを使いこなせるようにすることを使命としています。直感的な操作ガイドと詳細なユーザー行動分析を提供し、既存のWebシステムに簡単に組み込むことができます。その結果、大手企業からスタートアップ、さらには自治体や官公庁に至るまで幅広く導入されており、利用者数は600万人を超えています。国内シェアNo.1のテックタッチは、今後も日本のDX・CX推進をサポートしていくことでしょう。