NTT西日本、ひかりクラウド電話 for Webex Callingを2024年より提供開始

新しい業務の通信ツールが登場

NTT西日本は、2024年11月15日から「ひかりクラウド電話 for Webex Calling」の提供を開始すると発表しました。このサービスは、リモートワークが普及する中で求められる新たな音声通話の手段として、多様なニーズに応えることを目的としています。

なぜ「ひかりクラウド電話」が必要か

リモートワークが広がる中、企業はオフィス固定電話の利用における新しい形を模索しています。忙しい業務の中で、出先でもスムーズに連絡を取るためには、アプリや専用機器を活用した通話が不可欠です。NTT西日本では、2022年2月から「ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams」を提供し、顧客からのニーズに応じて新たなサービスを展開することとなりました。

サービスの特徴

「ひかりクラウド電話 for Webex Calling」を利用することで、固定電話の番号を持つ会社は、オフィスの呼び出しをアプリや専用端末を介して受けることができ、どこにいても業務を進められます。

- 柔軟な発着信機能: 固定電話の番号を使用しつつ、自宅や外出先からも通話が可能で、特にテレワークを行う従業員にとっては大きな利点となります。
- 設備の簡素化: 設置や工事が不要なため、イベントやレイアウト変更に柔軟に対応できます。
- BYOD（私的デバイスの業務利用）: 自家用のスマートフォンでも固定電話番号を活用できるため、プライベートの番号を知られる心配がありません。

提供条件と料金

本サービスを利用するためには、Cisco Systemsが提供する「Webex Calling」に関するライセンスを別途契約する必要があります。月額の利用料に加え、通話料や初期費用が発生しますが、同一グループ内の通話は一定条件で無料になります。詳細な料金についてはNTT西日本のサービス紹介ページをご確認ください。

提供エリアは、NTT西日本管内の「フレッツ光ネクスト」と「ひかり電話オフィスA」におよびます。

お問い合わせ

サービスについての問い合わせは、NTT西日本プライムデスク（TEL: 0120-765-000）までご連絡ください。受付は平日9時から17時、土日祝日は休業です。新たな音声通話環境で、企業の業務効率を高めるこのサービスにぜひ注目してください。

今後もNTT西日本とCiscoは強力なパートナーシップを築き、デジタル変革を支援していくことでしょう。リモートワークが当たり前となった今、より一層の利便性を享受できる時代が到来します。