株式会社ロイヤルホテルは、ダイバーシティ推進の一環として、2024年6月1日から生理休暇制度を刷新し、「F休暇」を導入しました。
従来の生理休暇は、生理日に限定され、取得単位も1日と、従業員の状況に柔軟に対応できない側面がありました。そこで、社内の女性社員で構成される「Royal Women's Committee」からの提言を受け、制度を以下のように変更しました。
変更点
名称: 生理休暇 → F休暇 (FemaleのFから)
取得単位: 1日 → 半日または1日
*
適用範囲: 生理日 → 生理日および月経前症候群(PMS)
これにより、生理日のみならず、PMSによる体調不良時にも取得が可能となり、より多くの女性従業員が安心して休暇を取得できる環境が整いました。
ロイヤルホテルは、今後も女性従業員の働きやすさ向上に積極的に取り組み、多様な人材が活躍できる温かい職場づくりを目指しています。
Royal Women's Committeeについて
Royal Women's Committeeは、女性の視点から働きがいの醸成と働きやすさの整備について考える、部門横断の女性社員のみで構成されるワーキングチームです。ジェンダーレスを目的に従来の男女別「身だしなみ基準」を大幅に改定し、仕事との両立だけでなくキャリアとの両立を支援する施策など、様々な角度から女性が生き生きと活躍できる環境整備のための提言を行っています。
ロイヤルホテルについて
ロイヤルホテルは、1935年に大阪政財界の「賓客のための近代的ホテルを大阪に」という想いから誕生した「新大阪ホテル」からその歴史が始まりました。1990年に「リーガロイヤルホテルグループ」とし、国内外へホテル展開を拡大してきました。以来、国賓をはじめ国内外のお客様をお迎えし、感動と満足を主軸としたホテル経営を行ってきました。2025年には創業90周年を迎えます。
「人を、地域を、日本を、世界を、あたたかい心で満たしていこう。」というパーパスのもと、ホテル事業を通じて人と人との交流を支え、あたたかい心を人から人へ広げてゆくことで、企業価値の向上と持続可能な社会の実現に挑戦しています。