2027年卒業予定学生の内定状況と業界別動向
株式会社キャリタスが行った2027年卒業予定の大学生に関する調査から、興味深い結果が続々と明らかとなっています。調査は2026年6月1日から7日の間に行われ、回答者は理系学生も含めて1,013人に達しました。ここでは、その具体的な内容を詳しく見ていきましょう。
高水準の内定率
調査結果によると、内定率は81.2%という高い数字を記録しています。前年同期の83.7%には届かなかったものの、依然として高い水準維持されています。内定の状態は「内定あり」と「内定なし」を合わせると43%が継続中で、文系と理系で大きな差が見られました。文系では約47%がまだ選考を続けているのに対し、理系は約32%に留まっています。
未決定の理由
内定を持ちながらも就職先が未決定な学生の理由として、最も多かったのは「本命の企業が他にあり、まだ選考中」というもので、35.5%がこの理由を挙げました。この結果から、学生たちが理想の職場を求めて慎重に選考を進めている様子が伺えます。
人気の業界
内定を得た企業の業界別の動向も驚くべき結果が出ています。1位は「情報処理・ソフトウエア」、次いで2位が「建設・住宅・不動産」、3位に「銀行」がランクインしました。この結果は、特にIT業界が学生に人気であることを示しており、今後の就職市場におけるトレンドが見て取れます。
選考試験の受験状況
選考試験についても、前年を上回る数の企業へのエントリーが確認されています。自己PRやエントリーシート(ES)の提出社数は平均で11.8社から13.3社に増加しており、筆記試験や面接においても同様の傾向が見られています。このように学生たちは、より多くの選択肢を求めて選考を重ねている様子です。
就職活動継続者の動向
就職活動を続けている学生に目を向けると、選考中の企業数は平均で2.4社、これから受験する予定の企業は1.8社となっており、計画的な動きが感じられます。また、「志望業界」の見直しが最多の39.4%を占めており、次いで「企業規模」の変更を考える学生も22%にのぼりました。
フォローによる志望度の変化
内定後に受けたフォローが、志望度にどのように影響しているかも興味深いです。調査によれば、フォローを受けたことで「志望度が上がったことがある」という学生は41.3%に達しました。この結果は、企業のフォローが学生にとって重要な要素であることを示しています。
まとめ
この調査から、2027年卒業予定の学生たちの就職活動は非常に活発であり、特にIT業界が人気を集めていることが確認されました。志望度や選考の傾向も多様化しており、これからの就職市場を見据えた選択が行われています。今後もキャリタスのデータから目が離せません。