サムスン日本研究所がInter BEE 2025で新技術を発表
2025年のInter BEEは、映像技術の最前線に立つサムスン日本研究所にとって重要なイベントとなります。今回の展示会では、特に注目を集めるのが新しい映像規格であるHDR10+とAPVです。これらの技術は、映像制作における新たな可能性を提供し、クリエイターや一般ユーザーにとっても魅力的なソリューションをもたらします。
HDR10+とは
HDR10+は、ダイナミックメタデータを活用した、ロイヤリティフリーのオープンな映像規格です。この技術を使うことで、さまざまなディスプレイ環境でもクリエイターの意図通りの映像を再現できます。近年、NetflixやAmazon Prime、Disney+などの大手ストリーミングサービスにも採用されており、YouTubeの動画コンテンツにも応用されています。
Inter BEE 2025では、ビコム株式会社の高評価を得ているHDR10+を使った動画を特別にデモンストレーションします。参加者は、サムスンの最新スマートテレビ「QN90F」を使用して、その高精細な映像表現を体験することができます。これにより、HDRの恩恵を直に感じる機会が提供されるのです。
APVの革新性
次に注目すべきはAPVの技術です。APVは、スマートフォンを利用して個人クリエイターが手軽にプロフェッショナルな動画を制作できる新しいフォーマットです。この技術は、従来のビデオコーデックが抱えるいくつかの課題を解決します。すなわち、ライセンス不要、スマートフォン対応、そしてファイルサイズの軽減を実現しています。
APVによって、知覚的にロスレスなビデオ品質が保持され、多様なビデオ形式(2K、4K、8K)での高スループットが可能となります。また、既存の編集ソフトウェア、Adobe Premiere用のプラグインも開発されており、柔軟にJPEG形式の編集、カラーコーディングといった作業が行えます。
この展示会では、Qualcomm製デバイスを用いたAPV Codecの撮影デモや、Blackmagic DaVinciを使用した編集デモも行われる予定です。これにより、APVの利用シーンを実際に体験できる貴重な機会が提供されます。
展示内容のまとめ
- - HDR10+:高画質映像を実現するロイヤリティフリーの規格、現在も多くのプラットフォームで利用されています。
- - APV:個人クリエイター向けに動画制作のハードルを下げ、柔軟性と高品質を両立した新フォーマット。
展示会情報
Inter BEE 2025は2025年11月19日(水)から21日(金)まで、幕張メッセで開催されます。サムスン日本研究所は小間番号8307に出展します。公式サイトで最新情報をチェックしてみてください。
【お問い合わせ先】
- - HDR10+担当:太田英行(株式会社サムスン日本研究所 Display & Device Lab)
Email:
[email protected]
- - APV担当:田岡峰樹(株式会社サムスン日本研究所 Mechatronics & Image Lab)
Email:
[email protected]
新しい映像技術がもたらす未来を、ぜひこの機会に体験してください。