KYOTO KOUGEI WEEKの魅力
2020-11-24 14:28:45
京都の伝統を未来へ繋ぐ「KYOTO KOUGEI WEEK」開催中の魅力
京都の伝統を未来へ繋ぐ「KYOTO KOUGEI WEEK」
「KYOTO KOUGEI WEEK」は、京都府が主催する伝統工芸や地場産業を広めるためのプロジェクトで、2021年2月から3月にかけてさまざまなイベントが開催されます。この企画は、世界中の人々が伝統文化や手仕事の技術、販路拡大について対話し、交流を深めることを目的としています。
オンライン工房訪問の取り組み
特に注目されるのは「オンライン工房訪問」です。これは、コロナウイルスの影響で厳しい状況にある製造業者と、全国各地の人々を繋ぐ新たな試みです。毎回異なる工房を訪問し、実際の製造現場の様子や技術を紹介しています。
次回のオンライン工房訪問は、2021年11月26日10時30分からの開催予定です。この回では、京都の「綵巧(さいこう)」が世界唯一の織物、「三軸組織®」の製造過程を公開し、また伝統的なビロード織物を手がける「日本天鵞絨(ビロード)工業」が登場します。オンラインだからこそ、遠方にいる人でも気軽に参加できるのが魅力です。
これまでの訪問では、9月14・16日に「ワタマサ」や「柴田織物」、「クスカ」など、さまざまな工房が参加しており、多くの人に京都の工芸の魅力を伝えています。
KYOTO HOUSEの役割
また、KYOTO HOUSEは、2019年12月に上海市にオープンした、京都の伝統工芸品を紹介する拠点です。中国市場における販路開拓を目指し、京都府と提携した「复星国際(フーシン)」が運営しています。この施設には、漆器や陶器、和雑貨、清酒など、京都を代表する約200点の工芸品が展示されています。
2021年には茶道や道をテーマにした企画展が行われ、引き続き京都の文化を中国に発信しています。特に、特別商談会の予定もあるため、業者とバイヤーが直接顔を合わせる機会が用意されています。
今年のKYOTO KOUGEI WEEKの内容
今年度の「KYOTO KOUGEI WEEK」は、2回の期間に分かれて開催される予定です。初回は2021年2月10日から21日まで。続いて3月4日から14日までの期間に様々なシンポジウムやオンラインイベントが行われます。
主なプログラムには、「ONLINE FACTORY VISIT」や「Things -工芸から覗く未来-」、「DIALOGUE+」などがあり、特にオンラインでの参加が可能なイベントが多いため、全国どこからでも参加しやすくなっています。
結びに
「KYOTO KOUGEI WEEK」は、伝統工芸という文化が現代の社会においても活かされることを目指しており、地域の魅力を感じられる機会となるでしょう。知識を深め、生産者とのつながりを体感することで、誰もが京都の文化に触れることができる素晴らしい取り組みです。興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。公式SNSでも最新情報を発信中ですので、そちらも要チェックです!
会社情報
- 会社名
-
KYOTO KOUGEI WEEK 事務局
- 住所
- 京都府京都市中京区百足屋町384株式会社Show you内
- 電話番号
-