北方型住宅ZEROモデル団地オープンハウス開催
北海道南幌町に、地域特性に応じた新しい住まいの形「北方型住宅ZERO」のモデル団地「みどり野ゼロカーボンヴィレッジ」が完成しました。このプロジェクトは、南幌町、北海道住宅供給公社、日本建築家協会北海道支部、北海道ビルダーズ協会の連携により実現したもので、持続可能な地域づくりに向けた大きな一歩となります。
オープンハウスの詳細
オープンハウスは、令和7年(2025年)の3月17日から31日までの期間に行われ、完全予約制となっています。特に、3月25日(火)には業界関係者向けの公開も予定されており、専門家の目で新しい住宅の可能性を探る貴重な機会です。参加希望者は、事前に予約が必要ですので、早めの申し込みをおすすめします。
住まいの設計と施工
この新しい住宅は、(株)山本亜耕建築設計事務所の設計によるもので、施工は紺野建設(株)が担当しています。特徴的なのは、高断熱・高気密を実現しており、UA値は0.24W/m2K、C値は0.3cm2/m2という優れた性能を誇ります。これにより、エネルギー効率を最大限に高め、快適な住環境を提供します。
また、パッシブ換気の仕組みを取り入れ、さらに壁面に設置された太陽光パネル(2.1KW)によって、電力の自給自足も視野に入れています。
ゼロカーボン社会の実現を目指して
このモデル団地の目標は、「ゼロカーボン北海道」の達成です。地域の特性を活かした「北方型住宅ZERO」を基に、脱炭素化を促進することを目的としています。具体的には、基本設計に基づく住宅仕様を「北方型住宅2020」とし、さらなる外皮性能の向上や高効率の設備導入、道産木材の使用など、様々な対策をCO2削減効果に応じてポイント化しています。
これにより、地域の住民がより環境に優しく、快適な暮らしを享受できるようになっています。
申し込み方法
オープンハウスに参加を希望する方は、以下のURLから予約できます。定員に達し次第、締め切りとなりますので、早めの申し込みが推奨されます。
オープンハウス申し込みページ
まとめ
北方型住宅ZEROのモデル団地「みどり野ゼロカーボンヴィレッジ」は、地域の特性を生かし、持続可能な未来を見据えた住まいの形を提供します。オープンハウスは、その新しい試みを直接体験できる貴重な機会です。皆さんの参加を心からお待ちしています!