佐賀市の新たな試み「あたりまえハッピー」
佐賀市は市民が日常の中で感じる幸福にフォーカスした新しいプロモーション「まちのあたりまえハッピー」をスタートしました。この取り組みは、地域に根ざした魅力を再発見し、地元の人々に新たな視点を提供するものです。
あたりまえハッピーとは?
「あたりまえハッピー」とは、佐賀市に暮らす市民が普段から楽しんでいる日常の幸せを指します。地元には、「当たり前」と思われるけれども、実際には特別な体験や美味しい食べ物などがあります。このプロモーションは、そのような小さな幸せを見つけ、訪れる人々にも楽しんでもらおうというものです。
市民参加型のプロモーション
このプロモーションの魅力の一つは、市民参加型であることです。市民が普段の生活から感じる「これはいい!」と思うことをSNSで投稿し、集まった投稿をもとに観光PRや魅力の発信を行います。すでに投稿第1弾として「#あたりまえハッピー」や「#あたハピ」を含む投稿が150件以上寄せられています。たとえば、「広い平野で自転車移動が気持ちいい」「地元の海苔が食卓に欠かせない」など、地域の人々のリアルな声が響いています。これにより、地域の魅力がより身近に感じられることでしょう。
プロジェクトの三本柱
「まちのあたりまえハッピー」には、次の三つのプロジェクトがあります。
1.
あたりまえ観光
地元の人々が楽しんでいる体験を観光資源として紹介します。観光サイトでは、佐賀市民が選んだお気に入りの場所やアクティビティが掲載され、他県の人々にも共有されています。
2.
あたりまえ物産展
地元の住民が日常的に利用している商品を、ふるさと納税の返礼品としてまとめた物産展もスタート。お米や海苔など、地元産の美味しい食材を通じて、地元の魅力を発信します。
3.
あたりまえハッピー発信
市内全戸への広報誌配布を通じ、あたりまえハッピーに関する特集を定期的に発信。さらにWEBサイトやSNSを活用し、深掘りした内容を提供していきます。
ロゴデザインの重要性
プロモーションの一環として、視覚的なインパクトを持つロゴマークが制作されました。市町村合併前の8つの市町村を抽象化し、多様な「あたりまえハッピー」を表現しています。淡い色合いは、佐賀市の柔らかいイメージを象徴し、その中で集まる「モノ」「コト」「ヒト」の豊かさを示しています。
まとめ
「まちのあたりまえハッピー」は、佐賀市の魅力を新たに発見し直す素晴らしい試みです。市民参加型のプロモーションを通じて、地域の愛あふれる環境を再発見し、観光地としての価値も増すことでしょう。この試みに参加して、あなたも佐賀市の「あたりまえハッピー」を体験してみてはいかがでしょうか?