大阪万博で注目の環境イベント
2025年9月19日、大阪・関西万博において特別なイベント「木を植える人を育てる:インドネシア×日本環境インターンシップの挑戦」が開催されます。この記念行事は、公益財団法人SOMPO環境財団が主催し、インドネシアパビリオン内のカフェエリアにて行われる予定です。次世代の環境人材育成をテーマに、日本とインドネシアの取り組みを振り返り、今後の環境課題への対応について討議します。
イベントの詳細
このイベントでは、さまざまな分野の専門家やゲストを迎え、交流を深めます。主なプログラム内容は以下の通りです:
- - 開会挨拶:経団連自然保護協議会の事務局長、酒向里枝氏による挨拶
- - 基調講演:株式会社バイオームの代表取締役である藤木庄五郎氏による講演
- - パネルディスカッション:日本とインドネシアでの環境問題について、CSOラーニングの修了生4名が環境人材としての役割を語ります。
- - 締めくくりの挨拶:インドネシア環境省 環境世代開発センター長のJo Kumala Dewi氏。
これらのプログラムを通じて、参加者はそれぞれの立場からの意見を交わし合い、未来の環境における展望を探ります。
CSOラーニング制度について
SOMPO環境財団が掲げる「木を植える人を育てる」理念のもと、同財団は日本とインドネシアにおいて環境分野の人材育成を行っています。このプログラムは、大学生や大学院生を対象に、NPOやNGOでの有償インターンシップを提供しており、日本では2000年から開始され、すでに1391名が修了しています。
- - 日本:関東、関西、愛知、宮城、福岡など5地区から、7ヶ月間の派遣を行っています。
- - インドネシア:2019年より、ジャカルタ近郊で8ヶ月間の派遣を実施し、現在までに127名が修了。
詳細については、SOMPO環境財団の公式ウェブサイトをご覧ください。これまでの活動と共に、未来へ向けた教育プログラムの重要性も強調されています。
今後の展望
SOMPOグループは、「つなぐ・つながる」をキーワードに掲げ、「安心・安全・健康であふれる未来」を実現するため、国内外の様々なステークホルダーと協力して多様なプログラムを展開します。環境人材育成を通じて持続可能なグリーン社会への移行を進めることを目指しています。今回のイベントは、その重要な一歩となるでしょう。
この取り組みにより、次世代が直面する環境問題への理解が深まると期待されます。ぜひ、関心を持って取り組んでいただきたいと思います。