新たなふるさと納税
2024-04-22 15:00:02
観光とふるさと納税を融合した新サービス「ふるさとGO」誕生
観光とふるさと納税を融合した新サービス「ふるさとGO」
2024年4月22日、観光型ふるさと納税寄付システム「ふるさとGO」がついにリリースされました。この革新的なサービスは、ふるさと納税を物品返礼ではなく、地域の飲食やレジャーなど役務返礼に特化している点で注目されています。これにより、寄付者は旅行先で地元の魅力を直接体験できる新しい形の納税が実現しました。
サービスの概要と特徴
「ふるさとGO」は、ただのお土産や物品を贈るのではなく、現地での飲食やレジャー体験を選べることが最大の特徴です。このプログラムでは、役務の主要部分に地域との関連性が求められ、「地場産品基準」をクリアしたサービスのみが掲載されます。つまり、寄付者は実際にお店でQRコードをスキャンするか、NFCタグを利用して現地で寄付が可能です。この仕組みは、事前に決済を行うのではなく、その場で直接寄付ができるため、手軽さが魅力です。これにより、地域のお店やサービスを楽しみながら、寄付を通じて地域に貢献できます。
沼津市からスタート
「ふるさとGO」は、静岡県沼津市からサービスを開始することが決定しました。沼津市には新鮮な海の幸や特産品があふれ、飲食店も充実しています。その中でも特に注目されるのが、「すし処 古川」というお店です。この店舗は、沼津魚市場のすぐそばに位置し、市場直送の新鮮な素材を使用したお寿司を提供しています。創業から四半世紀の歴史があり、にぎりや刺身など、地元の新鮮な海産物を引き立たせる調理法で顧客を魅了しています。
地域経済の活性化を目指して
新型コロナウイルスの影響から回復しつつあるものの、地方の飲食業界は依然として厳しい状況にあります。原材料の高騰や人手不足が続き、多くの中小企業が大手チェーンに対抗できずに苦戦しています。そこで「ふるさとGO」を活用することで、地方経済の活性化を図り、多くの観光客を呼び込むことが期待されています。これを通じて、地域のファンを増やし、それぞれの地元の魅力を再発見してもらうことが狙いです。
自治体と金融機関の連携
このサービスの開発にあたり、沼津市と三島信用金庫が協力しています。沼津市は、地元の特産品や観光地を生かした取り組みを進めており、三島信用金庫も地域の活性化に向けた支援を行っています。2つの要件をクリアしたサービスを通じて、地域企業の成長にも寄与していく考えです。
沼津市のふるさと納税担当者は、この新しいサービスによって旅先でのふるさと納税がより身近になると期待を寄せています。新鮮な海の幸だけでなく、沼津の美しい自然やアクティビティでも数多くの体験が待っています。
プレスイベントの開催
「ふるさとGO」に関するプレスイベントが4月25日に開催予定です。実際に「すし処 古川」でサービス説明が行われ、利用シーンの実演もあります。関係者との質疑応答や写真撮影の時間も設けられ、メディアにとっても貴重な機会です。参加希望者はGoogleフォームまたはメールで申し込むことができます。
まとめ
「ふるさとGO」は、地域の魅力を体験しながらふるさと納税を行う新たなサービスとして、観光地の活性化や地域経済の再生に大きく寄与することが期待されています。この機会に、ぜひ体験してみてください!
会社情報
- 会社名
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株式会社マイウェイ
- 住所
- 静岡県沼津市大手町5丁目4-21沼'S34ビル2階
- 電話番号
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