弥生スマートフォンアプリコンテスト:経費処理革命を起こすアプリが誕生
2011年、弥生株式会社が開催した「弥生スマートフォンアプリコンテスト」で、革新的なスマートフォンアプリが数多く誕生しました。このコンテストは、弥生シリーズユーザーの業務効率化を支援し、アプリ開発者のビジネス拡大を促進することを目的として開催されました。
特に注目を集めたのが、「弥生シリーズ連携アプリ部門」です。この部門では、経理業務の効率化に繋がるアプリが競い合いました。そして、グランプリに輝いたのが、クラウドキャスト株式会社が開発した「bizNote for 弥生会計」です。
会計知識不要!誰でも簡単経費入力
「bizNote for 弥生会計」最大の特徴は、会計の専門知識がなくても簡単に経費入力が可能になる点です。複雑な操作や専門用語を理解する必要がないため、経理担当者だけでなく、従業員一人ひとりが手軽に利用できます。これにより、経費精算にかかる時間と手間を大幅に削減し、業務全体の効率化に大きく貢献すると期待されています。
その他の受賞アプリも注目!
グランプリ以外にも、多くの優秀なアプリが受賞しました。「弥生シリーズ連携アプリ部門」では、株式会社セイケン・ソフトサービスの「モバイルタイムカード弥生2012」と株式会社テレマークスの「スマート経費計算」が準グランプリを受賞。さらに、「業務効率化アプリ部門」では、株式会社デジタルジャケットの「MOBNITE(モバナイト)」が準グランプリに選ばれました。これらのアプリも、それぞれ独自の機能と利便性を提供し、業務の効率化に貢献する可能性を秘めています。
弥生株式会社の取り組み
弥生株式会社は、受賞アプリの正式リリースに向けて開発支援を行い、販売促進も全面的にバックアップしていくと発表しました。これは、単にコンテストを開催するだけでなく、アプリの普及と発展にも積極的に取り組む姿勢を示しています。
審査員と後援企業
コンテストの審査員は、日本Androidの会会長の丸山不二夫氏、AppBank代表の村井智建氏、iPhone女子部部長の小林奈巳氏、アンドロイダーエバンジェリストの佐藤進氏、そして弥生株式会社代表取締役社長の岡本浩一郎氏など、モバイル業界の第一線で活躍する面々が名を連ねました。また、後援企業として株式会社ルクレ(旧株式会社トリワークス)が協賛しました。
まとめ
弥生スマートフォンアプリコンテストは、モバイルアプリの可能性と、業務効率化への貢献を改めて示す機会となりました。「bizNote for 弥生会計」をはじめとした受賞アプリは、中小企業や個人事業者の業務スタイルを一変させる可能性を秘めています。今後、これらのアプリがどのように進化し、普及していくのか、注目が集まります。
参考情報
弥生株式会社: http://www.yayoi-kk.co.jp/
株式会社ルクレ:
http://lecre.jp/