東京crossing舞台芸術祭2021-2022がついに開催
新たな舞台芸術の試みとして注目を集める『東京crossing舞台芸術祭2021-2022』が、2021年12月26日から2022年1月9日まで、シアター風姿花伝にて開催される。このフェスティバルは、舞台芸術の様々な関係者が集まり、横断・交差・交流する場を目的にしており、初めての試みでもある。
フェスティバルの理念と目的
“Crossing”という言葉には、横断や交差の意味が込められており、主催者は観客、演出家、俳優、スタッフなど、全ての参加者が一緒になって新たな芸術の芽を育むことを望んでいる。参加者同士が意見を交わし、共に成長していくことがこの祭りの特徴であり、今後の開催に向けて貴重な経験を積む場として期待されている。
開催概要
- - 主催: 一般社団法人銀座舞台芸術祭
- - ディレクター: 木村龍之介
- - 会場: シアター風姿花伝
- - 会期: 2021年12月26日~2022年1月9日
アトラクションとプログラム
この festival では、さまざまな演目が用意されている。以下に一部をご紹介する:
実験公演
シェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』を基にした実験公演が行われ、若手俳優が新たな挑戦をしながら演技力を磨くワークショップが組まれている。この公演は観客との対話も促進し、シェイクスピアの作品を親しみやすいものにすることが狙いだ。
新作公演
古川日出夫の『ローマ帝国の三島由紀夫』は、岸田國士戯曲賞の最終候補にも挙がったニュース作品で、世界初の舞台化を果たします。この公演ではリーディング形式にて上演され、終演後には観客との交流が予定されている。
招聘公演
海外の演劇祭で高い評価を受けた作品の映像を上映し、観客に臨場感を提供。特にTang Shu-wingの『リア王』の上映も予定される。
シンポジウムと開会式
加えて、シンポジウムでは海外舞台芸術祭の最新情報を発信し、日本と海外の演劇文化の違いについての意見交換が行われる。
オンライン劇場の取り組み
オンライン劇場での生配信も行われ、遠方にいる人々もイベントに参加することができる。この新たな試みは、舞台芸術をもっと身近に感じられる機会となるだろう。
限界を超えた交流の場に
『東京crossing舞台芸術祭2021-2022』のビジョンは、ただの舞台公演にとどまらず、多彩な文化的交流を生むことだ。来るべき未来の演劇のために、人材育成に力を入れ、毎回の開催で成長を続けていくことを目指している。今その交差点に立ちたいと思っている芸術関係者にとって、これは見逃せないチャンスだ。
公式ウェブサイト・SNS
you can follow the festival and get the latest updates through their official pages:
多くの人々と出会い、創造性を刺激し合う場としての『東京crossing舞台芸術祭2021-2022』に、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。