エアロボマーカーが国土交通省の新技術推奨技術に選定

エアロボマーカーが選ばれた理由

エアロセンス株式会社が開発したGNSS受信機内蔵のドローン測量用対空標識「エアロボマーカー」が、国土交通省が管理する新技術情報提供システム「NETIS」の令和7年度推奨技術に認定されました。この選定は、画期的な技術を持つ企業を評価し、公共工事の技術水準を向上させることを目的としています。

エアロボマーカーの特長

この新しい対空標識は、標定点や検証点に設置するだけで、正確な測量データを取得可能です。特に、ドローンが空から撮影しつつマーカーの位置を同時に測定することができるため、測量の現場作業時間を効率的に短縮できます。エアロボマーカーは、すでに2級GNSS測量機としての登録や電算プログラム検定も取得しているため、公共測量においても利用できる信頼性の高い機器です。

公共事業への適用

「エアロボマーカー」により、公共事業におけるNETIS登録技術を提案し、工事で実際に活用されることで工事成績の加点対象となる場合があります。このように、業界での普及が見込まれることから、今後さらに多くの現場での活用が期待されています。特に、公共測量作業規定に準拠した帳票を提出できるため、規制に沿った業務が可能です。

エアロセンスの貢献

エアロセンスは、国土交通省や環境省などが実施する数多くの実証実験に協力した実績があり、その高い機体性能や信頼性が広く認められています. 今回のNETIS推奨技術に選ばれたことで、国産ドローンメーカーとしての地位を強固にし、さらなる技術向上や販促活動に注力することが目的です。社会実装の拡大を目指し、ドローン技術が公共事業や測量業界に与える影響を増していくことでしょう。

NETISについて

「NETIS」とは国土交通省による新技術情報提供システムの略称で、公共事業で抱える様々な課題を解決しつつ、優れた技術を持つ企業を支援するために設立されました。このシステムに登録された技術は、業界の発展に貢献することを目指しています。

詳しい情報については、こちらのリンクからご覧ください。エアロボマーカーの技術的な優位性と利便性をぜひ体感していただきたいです。