デイトラ、AIを利用した新しいLPデザイン評価サービス『LP添』を発表

デイトラが新たにリリースしたAIデザイン添削サービス

株式会社デイトラが、8月6日にAIを用いたランディングページ（LP）デザインの添削サービス『LP添』のDemo版をリリースしました。この新サービスは、Webデザインコースおよびデザインアドバンスコースを受講中の生徒を対象にし、自ら制作したデザインカンプに対してAIが詳細なフィードバックを行います。これにより、受講生は手軽に高品質のアドバイスを受けながら、デザインスキルを磨くことができます。

サービスの特徴

『LP添』は、受講生がDiscordの専用チャンネルを通じて、自分の制作したLPデザインを投稿すれば、AIから素早くフィードバックが受け取れる仕組みです。このフィードバックには、以下のような内容が含まれています。

- カラーコードによる配色アドバイス: 色合いや背景色、CTA（Call to Action）ボタンの色などの具体的なカラーコードを示し、視覚的影響を与える提案を行います。
- 要素サイズの調整提案: フォントサイズやボタンサイズ等、細かい要素のサイズ変更についてピクセル単位でアドバイスし、使いやすさや視認性を向上させます。
- 訴求文の改善提案: メインテキストやサブテキストの内容を鋭く分析し、効果的なメッセージや表現手法を提案します。
- 余白調整によるデザイン調和: 要素間の余白やパディングを最適化し、全体のデザインバランスと可読性を向上させる方法を考えます。
- AIによる迅速かつ低コストなフィードバック: 人間の手を介さず、AIが即時に高品質なアドバイスを提供し、時間とコストを節約できます。
- AI活用のスキル学習機会: AIと対話することで、AIの特性やその活用方法を理解し、将来的なビジネスシーンでの利用スキルを習得することができます。

背景

デザイナーの成長には他者からのフィードバックが欠かせませんが、プロの添削は高額になるため、気軽に利用できないという問題がありました。この課題を解決するため、デイトラは2024年5月にAIバナー添削サービス『バナ添』をリリースし、多くの受講生から好評を得ました。その後、LPなどのWebサイトデザインに対する同様のサービスの要望が高まりました。

『LP添』のリリースにより、受講生は追加費用なしでこのツールを利用できるため、アクセスの良い手段として自分のデザインに対する客観的で有益なフィードバックが得られるようになりました。

開発者の思い

デイトラ取締役の船越良太氏は、デザインに取り組む受講生が気軽に批評を得られるようにしたいとの思いで『LP添』を開発しました。「デザインが本当に良いのか分からない」といった不安に対して手を差し伸べるため、AIを活用することでいつでもフィードバックを受けられる環境を整えました。これにより、受講生が自信を持ってデザインに取り組み、成長を実感することを願っています。

今後の展望

現在のDemo版ではカラーや要素サイズ、余白、全体のバランス、訴求文のチェックを中心にフィードバックを行いますが、今後は受講生の実際の使用経験や声を反映させ、より実用的な内容を反映させる予定です。デイトラは、これを通じて受講生のスキル向上を目指し、Webデザイン業界のさらなる発展に寄与していきます。