男性育休の実態調査
2024-07-11 12:15:07

男性の育休取得は2割に満たず! 企業の制度整備も課題に - 男性育休の実態調査結果

男性の育休取得率は2割に満たず、取得意向はあるものの諦めるケースも多数



株式会社KiteRaが実施した、全国の20代以上の男性会社員661名を対象とした男性育休に関する調査結果によると、男性の育休取得率はわずか15.7%にとどまりました。一方、育休取得を希望していたものの、実際には取得できなかった男性は4割にのぼりました。

調査では、育休取得を諦めた理由として、「育休を取る必要性を感じていない」「慢性的な人手不足」「仕事が忙しい」などが挙げられました。一方で、「育休を取得したかった」と回答した男性は4割もおり、育休取得に対する意欲は高いものの、職場環境や制度面での課題が、男性の育休取得を阻んでいる現状が浮き彫りになりました。

企業の育休制度整備は進むも、復職サポート不足も



調査では、約5割の企業が男性向けの育休制度を導入していることがわかりました。これは、近年、政府が男性の育休取得を促進する政策を強化していること、そして企業が男性の育児参加を重視する傾向が高まっていることを反映していると考えられます。

しかし、育休を取得した男性の約3割が、復職時に勤務先からのサポートがなかったと回答しています。具体的には、「育児と仕事の両立」や「仕事に追いつくことができるか」といった不安を抱えているにもかかわらず、適切なサポートを受けられていないケースが見受けられます。

男性の育休取得促進に向けて企業が取り組むべきこと



政府は、2025年までに男性の育休取得率を50%にする目標を掲げています。しかし、現状では、男性の育休取得に関する理解不足や企業における制度整備の遅れなど、課題が山積しています。

男性が安心して育児と仕事を両立できる社会を実現するためには、企業が積極的に以下の取り組みを進める必要があります。

従業員への育休取得の必要性に関する研修や啓蒙活動の実施
復職サポート体制の強化(育児と仕事の両立支援、スキルアップ研修など)
男性が育休を取得しやすい職場環境づくり(柔軟な勤務制度の導入、育休取得に対する理解促進など)
男性育休に関するルール整備、周知、運用

株式会社KiteRaは、社内規程管理クラウド「KiteRa」を通じて、企業が働き方改革を推進し、従業員が安心して働ける環境づくりを支援していきます。

調査概要



調査名:男性育休に関する調査
調査期間:2024年6月21日~6月26日
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:661
対象条件:子供を持つ全国20代以上の男性会社員

株式会社KiteRaについて



株式会社KiteRaは、「安心して働ける世界をつくる」をミッションに、社内規程をTechnologyの力で簡単に正しく運用できる社内規程作成クラウドサービス「KiteRa Biz」と社労士向けの「KiteRa Pro」を展開しています。

会社概要

名称:株式会社KiteRa
所在地:東京都港区北青山1-2-3 青山ビル7階
代表者:代表取締役CEO 植松隆史
設立:2019年4月1日
事業内容:社内規程クラウド「KiteRa」の企画・開発・運営
URL:https://kitera-cloud.jp/

主要サービス

社労士向けSaaS「KiteRa Pro」 https://kitera-cloud.jp/pro/
* 企業向けSaaS「KiteRa Biz」 https://kitera-cloud.jp/biz/



画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。