DigitalBlastとmu Spaceの覚書
2025-05-26 10:35:59

DigitalBlastがタイのmu Spaceと月面探査プログラムを推進する覚書を締結

DigitalBlastとタイのmu Spaceによる月面探査プログラムの覚書締結



2025年4月25日、東京都千代田区の株式会社DigitalBlastとタイのmu Space and Advanced Technology Co., Ltd.が、月面探査プログラムを共同で推進することを目的とした覚書(MoU)を締結した。この提携は、タイの国家プログラム「National Space Experiment and Exploration」の一環として実施され、今後の宇宙技術分野における様々な活動を通じて両社の関係を深めていくことが期待されている。

提携の背景と目的



DigitalBlastは、宇宙での研究開発や新たな製造技術の実現に取り組む企業であり、その活動は国際宇宙ステーション(ISS)などで行われてきた。特に、月面探査は人類の新たなフロンティアとして、多くの国がその実現に向けて動き出している。今回の覚書締結は、こうした背景のもとに進められたもので、両社が手を組むことで、タイの宇宙産業の発展と国際的な協力の強化を図ることが目的である。

主な協力分野



覚書の締結に伴い、両社は以下の分野で協力を進めることを合意した。

1. 月面ミッションの組織化とライフサイエンス実験の実施支援
月面探査に向けたミッションの計画や実施の支援を行う。また、ライフサイエンス実験もこのプログラムに組み込まれる予定だ。

2. 国際宇宙ステーションでのライフサイエンス実験
日本の実験棟「きぼう」を利用し、月面ミッションの事前実証としての実験を支援することにフォーカス。これにより、実際の探査に向けた準備を整えていく。

3. ポストISS時代の宇宙ミッション
ISSの運用終了後を見据えた新たな宇宙ミッションの組織化と実施支援も重要なテーマ。未来の宇宙探査に向けた新戦略を模索する。

この覚書の下、DigitalBlastの代表取締役CEO、堀口真吾が5月20日にタイを訪れ、mu Spaceのメンバーやアジア工科大学院(AIT)と未来の宇宙開発利用について活発な議論を行った。

mu Spaceについて



mu Spaceは、タイのバンコクを拠点とする航空宇宙メーカーで、人工衛星関連の技術開発や製造を行っている。NASAのプロジェクトに参画するなど、国際的な実績も有しており、宇宙探査に必要な技術の研究開発に取り組んでいる。これからの宇宙産業の中で、mu Spaceは重要な役割を果たす企業として期待されている。

mu Spaceの基本情報


  • - 会社名: mu Space and Advanced Technology Co., Ltd.
  • - 代表者: CEO & CTO James Yenbamroong
  • - 設立: 2017年

DigitalBlastの技術とビジョン



DigitalBlastは、地球の重力に左右されずに行える研究開発を通じ、新たな材料の創出や創薬などを行っている。特に、軌道上でのR&Dプラットフォームを活かした宇宙産業の発展に力を入れており、テラフォーミング事業も推進している。宇宙における生存環境の構築に挑戦するその姿勢は、宇宙産業の未来にとって重要な意味を持つ。

DigitalBlastの基本情報


  • - 会社名: 株式会社DigitalBlast
  • - 所在地: 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング19階
  • - 代表者: CEO 堀口真吾
  • - 設立: 2018年12月

結論



DigitalBlastとmu Spaceの提携は、月面探査プログラムを通して両国の科学技術の進展に寄与するものと期待される。今後の展開が楽しみであり、宇宙産業における革新の一端を担うこととなるだろう。


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会社情報

会社名
株式会社DigitalBlast
住所
東京都千代田区神田神保町1-1051-105 神保町三井ビルディング19階
電話番号

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