訪日外国人向けグルメプラットフォームが注目を集める
株式会社テーブルクロスが運営する、訪日外国人向けの日本料理特化型プラットフォーム『byFood.com』が、日経クロストレンドの「未来の市場をつくる100社【2025年版】」に選出されたというニュースが舞い込んできました。この特集は、将来の市場で成長が期待される企業を厳選して紹介するもので、テーブルクロスが選ばれたことは、日本の食文化を世界に広める大きな評価とも言えるでしょう。
日経クロストレンドの「未来の市場をつくる100社」
日経クロストレンドが毎年12月に発表するこの特集は、2019年から続く恒例イベントです。複数のベンチャーキャピタルや業界の専門家たちの意見を基に、成長期待の高い企業が厳選されます。評価基準としては、「新規性」「成長期待」「社会インパクト」の3つの視点があり、これに基づいてテーブルクロスは「旅行・インバウンド」カテゴリーで選ばれました。
byFood.comの展望
『byFood.com』は単なるグルメサイトにとどまらず、ガストロノミーツーリズムを推進することを目的としています。訪日外国人が、事前に日本の飲食文化やトレンドに関する情報を収集できるメディアを提供しており、旅の計画段階から「旅マエ」でのサポートを行っています。また、日本での滞在中には食体験や飲食店の予約を簡単に行えるOTAサイトとなっており、旅行者にとって非常に便利です。さらに、帰国後には日本食を購入できるECサイトも運営しており、旅行者のニーズに応じたワンストップサービスを目指しています。
このように、多彩な機能を持つbyFood.comは、訪日外国人にとって「日本の食はここで問題なし」と言えるプラットフォームを整えています。
社会貢献とSDGsへの取り組み
さらにテーブルクロスは、社会貢献としてSDGsの一環を推進。1予約または1注文ごとに10食の給食を途上国の子どもたちに届けており、すでに約69万食分の給食が送られています。これにより、旅行の楽しみを提供すると同時に、社会的課題の解決にも寄与しています。
「byFood.com」は、訪日外国人に対する日本の魅力を発信するだけでなく、文化的な交流やコミュニティの構築にも寄与する役割を果たしています。今後のさらなる発展と、日本の食文化の広がりに期待が寄せられます。なお、テーブルクロスの会社概要については、公式サイト(
テーブルクロス)で確認できます。
まとめ
訪日外国人向けの食体験プラットフォームとしての可能性がますます広がっている『byFood.com』。その取り組みが評価され、未来の市場において注目される企業となったことは、日本の食文化の醸成にもつながることでしょう。今後も彼らの活動に注目していきたいと思います。