岡山のNPO法人が新しい取り組みを開始
岡山県に拠点を置く認定NPO法人ポケットサポートが、病気や障害を抱える子どもたちを支援するための重要な一歩を踏み出しました。このたび、法人として初めての遺贈寄付を受け取り、『MJ基金』を新たに設立することが発表されました。これは、令和6年12月にご逝去されたM様の遺言に基づくものであり、地域の子どもたちとその家族に対する支援の意志を表しています。
ご寄付の内容
令和7年8月1日にポケットサポートには、総額10,862,917円の遺贈寄付が入金されました。この寄付金により、M様の深いご厚意が形となり、病気と闘う子どもたちを支える新たな基金が設立されることになりました。ご遺族の意向により具体的な情報は公開できませんが、M様への感謝の気持ちは揺るぎないものです。
MJ基金の設立意義
設立された『MJ基金』はM様のイニシャルを冠したもので、彼の遺志を継承し、未来の世代へとつなげる重要な役割を担います。この基金は、病気を持つ子どもたちが希望を持ち続けられるようにサポートし、彼らが自らの未来を描く力を育むための資源となることが期待されています。ポケットサポートは、地域全体で子どもたちを支え合う社会を目指すため、この基金を用いてさまざまな活動に取り組むとしています。
理事会での決議
『MJ基金』の設立は、令和7年の理事会にて正式に決議されました。その後、9月4日には専用口座が開設され、寄付金全額が入金されています。これにより、NPO会計基準に則った透明性のある運用が約束され、病気のある子どもたちやその家族を支援する活動に有効に活用されることが明確にされています。
代表理事のコメント
代表理事の三好祐也氏は、「M様のご遺志を受け止め、私たちの活動が応援されていることを実感しました。この寄付は、病気と向き合う子どもたちやその家族にとって大きな希望となります。これからも彼らの未来を支えるため、一層の努力を重ねてまいります。」とコメントしています。スタッフ一同、この大きな責任を胸に、真摯に活動を続けていく所存です。
NPO法人ポケットサポートの活動
ポケットサポートは、病気や障害を抱える子どもたちが安心して学び、暮らせる社会を目指しています。設立からの数年間、教育、医療、地域が連携を取り、子どもたちへの学習支援や居場所づくり、相談事業を展開しています。2018年には認定NPO法人として正式に認可されています。
団体情報
この新しい取り組みが、地域の子どもたちの未来に明るい光をもたらすことを期待しています。