三溪園 鶴翔閣特別公開
2024-07-12 09:29:19

横浜・三溪園で歴史と自然を満喫!鶴翔閣特別公開&無料イベント開催

横浜市中区にある国指定名勝「三溪園」では、2024年8月10日(土)から16日(金)まで、横浜市指定有形文化財「鶴翔閣」の内部を特別公開いたします。

鶴翔閣は、1902年(明治35年)に三溪園の創設者である原三溪の住居として建てられた、床面積950㎡を誇る壮大な建物です。戦争の影響で改変された後、2000年(平成12年)に創建当初の姿に復元されました。通常は非公開となっているため、この機会に貴重な建築様式を間近でご覧いただけます。

さらに、期間中は子供向けの無料体験イベントとして、「瓦の拓本をとってみよう」と「ザリガニ釣り」が開催されます。

「瓦の拓本をとってみよう」は、8月14日(水)と15日(木)の2日間限定で開催されます。鶴翔閣の瓦に施された模様や文字を和紙に写し取るワークショップです。園内の歴史的建造物に使われている瓦を間近に見ながら、伝統的な転写技術を体験できます。ボランティアスタッフが丁寧にサポートしてくれるので、小さなお子様でも安心して参加できます。

「ザリガニ釣り」は、8月17日(土)と18日(日)の2日間限定で開催されます。蓮池でザリガニ釣りを楽しむイベントで、子供たちが自然と触れ合いながら、遊びを通して自然保護の大切さを学ぶことができます。蓮池のザリガニは、蓮の葉や茎を食べてしまうため、翌年の蓮の生育に影響を及ぼす可能性があります。このイベントを通して、子供たちはザリガニを釣りながら、蓮の生育をサポートする役割を担うことができます。

三溪園では、これらのイベントを通じて、歴史と自然を満喫できる特別な時間を提供しています。この夏は、家族みんなで三溪園を訪れて、貴重な体験をしてみませんか?

イベントの詳細

鶴翔閣特別公開
日程: 2024年8月10日(土)~16日(金)
時間: 9:00~16:00
料金: 無料(入園料別)

無料体験イベント「瓦の拓本をとってみよう」
日程: 8月14日(水)、15日(木)
時間: 10:00~15:30 (所要時間約15分)
会場: 鶴翔閣 茶の間棟
料金: 無料(入園料別)
申込: 予約不要。当日、会場へお越しください。
主催: 公益財団法人三溪園保勝会

無料体験イベント「ザリガニ釣り」
日程: 8月17日(土)、18日(日)
時間: 9:00~16:30(釣竿や容器の貸出は15:30まで)
会場: 外苑 蓮池
料金: 無料(入園料別)
定員: 100名
申込: 予約不要。餌をご持参の上、当日会場へお越しください。
主催: 公益財団法人三溪園保勝会

三溪園について

三溪園は、生糸貿易で財を成した実業家・原三溪によって創設され、1906年(明治39年)5月1日に一般公開されました。約17.5ha(東京ドーム約3.7個分)の広大な敷地には、京都や鎌倉などから移築された歴史的価値の高い建造物が配置されており、古建築と自然が調和した美しい日本庭園となっています。

三溪園は、開園当初から「美しいものはみんなで一緒に楽しむもの」という原三溪の理念に基づき、外苑を24時間無料開放していました。また、新進芸術家の育成と支援にも力を入れており、横山大観、下村観山、前田青邨など、多くの日本美術家を輩出しました。

戦災により大きな被害を受けた後、1953年(昭和28年)に原家から横浜市に譲渡され、公益財団法人三溪園保勝会が設立されました。2007年(平成19年)には国の名勝に指定され、現在園内にある17棟の古建築のうち10棟が重要文化財、3棟が横浜市指定有形文化財に指定されています。

アクセス

JR根岸線根岸駅から市営バスで10分「本牧」下車、徒歩10分
横浜駅東口から市営バスで40分「三溪園入口」下車、徒歩5分

三溪園公式ホームページ

https://www.sankeien.or.jp


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