神戸市の複合施設が地域活性化で受賞
ついに、神戸市で地域活性化を目指した複合施設が第4回神戸市都市デザイン賞を受賞しました。特に、ファームサーカスとネイチャー・スタジオがその名を馳せました。これらの施設は、地域に根ざした活動や新たな価値を生む取り組みが評価された結果です。
FARM CIRCUSについて
FARM CIRCUS(ファームサーカス)は、道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」に位置し、「地産地消を遊ぼう」をテーマにしています。この施設は、地元の新鮮な食材を使った直売や飲食、地域のイベントを楽しむことができる体験型施設として創設されました。デザインは、建物の外装やテーブルなどに地産の木材を積極的に使用し、自然との調和が見られます。
この施設は、地域の人々に親しみやすさや温かさを感じさせるよう工夫されており、循環型社会の実現に寄与する点が高く評価されました。特に、「木のぬくもり建築部門」での受賞は、その理念を具現化した設計が成し得た成果です。
株式会社AKINDは、FARM CIRCUSの主体事業者である「株式会社北神地域振興」と共に、コンセプトやロゴデザイン、顧客体験のブランディングを手掛けており、設計者である株式会社MuFFの今津氏とのコラボレーションにより、より高いクオリティの施設が完成しました。
NATURE STUDIOについて
一方、NATURE STUDIO(ネイチャー・スタジオ)は「自然と暮らしをつくる」というコンセプトのもと、2015年に閉校した湊山小学校の跡地を再利用したコミュニティ型の複合施設です。自治体のストック再生部門で評価されたこの施設は、古い校舎を活かしながら、新しい機能を追加することで地域コミュニティに新たな価値を提供しています。
この施設では、外観に木材を用いた「フレームグリッド」が採用されており、ユニークなデザインによって地域住民と観光客を引き寄せる役割を果たしています。地域の記憶を保持しつつも新しい価値を生み出す取り組みが評価され、ストック再生部門での受賞に繋がりました。株式会社AKINDは、NATURE STUDIOにおいても、イベントのブランディングから設計者である株式会社ティーハウス建築設計事務所の槻橋氏と共に、デザイン開発を支援しています。
AKINDのさらなる展望
地域活性化と循環型社会の実現に向けて、株式会社AKINDは、これらのプロジェクトを通じて地域に根付く新たなランドマークの創出に取り組んでいます。地域における新たな施設開発やコミュニティ作りを進め、今後も地域創生への貢献を果たしていく方針です。
会社概要
株式会社AKINDは2014年に神戸で設立されており、「百年続く、三方よしの商いを共に創る」という理念に基づいて、ブランドマネジメントの専門家として活動しています。地域と連携し、企業や団体とともに、持続可能なブランドづくりを目指しています。
本記事に関するお問い合わせは、株式会社AKIND(
[email protected])まで。地域に新たな活力をもたらす取り組みに今後も注目です。