運賃改定申請
2026-02-06 14:36:25
比叡山鉄道が運賃改定を申請、安全強化を図る
比叡山鉄道、旅客運賃変更の認可申請を発表
比叡山鉄道株式会社は、2026年4月1日から旅客運賃の変更を予定しており、そのために近畿運輸局長に認可申請を行ったことを発表しました。この運賃改定の背景には、長年の経営難と老朽化した設備の更新が必要であることがあると語ります。
申請の理由と背景
当社は1927年に開業し、突然の運賃変更が必要になった理由として挙げられるのが、これまでの財務状況です。1993年度に大規模な施設と車両の改修を行った以降、経営が債務超過の状況にありました。このため、適切な設備更新が進められず、ケーブルカーの運行に必要な設備は経年劣化が進行中です。これが続けば、長期の運休や事故は避けられないと警告しています。
ひとたび異常気象が発生すれば、集中豪雨による土砂崩れや倒木などが絶えず、沿線の復旧作業にも多大な費用がかかっています。これに対抗するため、当社は2022年度から安全投資計画を策定し、2023年度以降も計画的に安全対策を進めています。しかし、継続的な安全対策には費用が必要であり、運賃の改定が不可欠であると判断しました。
課題解決に向けた動き
また、職員の賃金引き上げによる待遇改善により、安定した事業運営ができる人員確保を進める意向も示しています。当社は1982年以降、消費税率改定を除く運賃改定を行っていないものの、安全・安心で快適なサービスを保証するために、今回の運賃改定を申請しました。なお、小学生の通学定期券については、利用者が5年以上いないため、廃止される予定です。
申請内容の詳細
申請内容は、運賃の改定と共に、設備投資の実績や今後の計画も含まれています。2023年度には延暦寺駅の屋上階段設置工事や車両装置の更新が行われ、2024年度には主要な電車橋の補修工事も計画されています。また、2026年度には巻上機の更新工事が行われる予定となっています。
経営の効率化と利用者サービスの向上
当社は、定時運行を実現するため最低限の人員配置としつつ、高齢者の雇用を推進して人件費をコントロールしています。また、設備の保全は自社で行う方針を固め、DX技術を利用した省力化も進めています。今後、利用者サービスの向上として屋上スペースの整備やデジタルチケットの導入も計画しています。
利用者には大変な負担をお掛けしますが、何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。運賃改訂は、安全な運行と快適なサービスを提供するために欠かせないものであり、利用者の皆様にとっても、より良いサービスが提供できることを目指しています。
会社情報
- 会社名
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比叡山鉄道株式会社
- 住所
- 電話番号
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