老舗和菓子店、初出展
2025-01-29 09:27:10

佐賀の老舗和菓子店が東京ギフトショーに初出展!

東京インターナショナル・ギフト・ショーに初出展



佐賀県佐賀市にある伝統的な和菓子店「白玉饅頭元祖吉野屋」が、2025年2月12日から14日に開催される「東京インターナショナル・ギフト・ショー」に初出展します。これは、佐賀県のブランド強化講座の一環として行われるもので、和菓子の魅力を広く知らしめる絶好のチャンスとなります。

白玉饅頭の歴史



白玉饅頭は明治時代に誕生しました。当時、九州の嵐山として知られていた佐賀川上峡は観光客で賑わっていました。そこで初代清兵衛は、来客へのお土産として何か独自で良い品はないかと考え、1882年にお祝い事や祭りで作られていた饅頭を基に「白玉饅頭」と名付け商品化しました。この名前には、神功皇后の妹、与止日女が恵比須像に捧げた雛菓子を見て彼女の言葉に由来しています。「白く玉のような子供に恵まれたい」との願いが込められています。

こだわりの素材と製法



吉野屋では、選び抜かれたうるち米と北海道産の小豆を使用しています。米は佐賀市の契約農家から直送し、自家精米し、最高の状態で使用。あんこは丁寧に練り上げられ、上品な甘さが特徴です。米を石うすで挽くのではなく、搗くことにこだわり、初代からの伝統を守っています。また、あんこは北海道産の良質な小豆から作られ、さらに工夫を凝らした製法で深い旨味を引き出しています。

白玉饅頭の成功はそのもっちりとした食感にあります。製法には二度の捏ねと蒸しが必要で、これによって独特の食感が実現されます。さらに、ひとつひとつ手作業で丸められており、その丁寧さが問われています。

未来を見据えた取り組み



現在、六代目の吉村正則氏が店を継いで約30年が経ちました。彼は、白玉饅頭がより多くの人々に愛され続けるよう、素材の選別や新商品の開発に取り組んでいます。例えば、135周年を記念して作られた玄米白玉饅頭や、国産よもぎを練り込んだよもぎ白玉饅頭、糖質を抑えたヴィーガン白玉饅頭など、常に進化を続けています。お客様からの期待に応えるため、冷凍発送も行い、全国への配送を始めました。

吉村氏の想い



東京で商売をしていた吉村氏が佐賀に戻り、白玉饅頭屋を継いで感じてきたのは、白玉饅頭を作る難しさと楽しさです。200年続く店舗を目指し、祖先への感謝の気持ちを忘れず、日々努力しています。彼は「いつの時代も笑顔の横に白玉饅頭があるように」美味しさを追求し続けると誓っています。

新しいお土産「佐賀えびすもなか」



また、佐賀市は恵比須信仰が盛んで、2021年には「佐賀えびすもなか」が誕生しました。地元デザイナーと共同で作られたこの新しいお土産は、福福しい恵比須様を模したデザインと、香ばしいもなかの皮、上品な甘さの粒あんが特徴です。個包装されており、シェアにも便利です。

パッケージへのこだわり



恵比須様のお菓子ということで、パッケージにもこだわりが。デザイナーによる金箔仕上げで豪華さを演出しています。白玉饅頭とえびすもなか、どちらのスイーツもぜひ、東京のギフトショーでご確認ください。

佐賀県、白玉饅頭、そして吉野屋の魅力を体験してみてはいかがでしょうか?




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会社情報

会社名
白玉饅頭 元祖吉野屋
住所
佐賀県佐賀市大和町梅野173
電話番号
0952-62-0235

関連リンク

サードペディア百科事典: 佐賀県 佐賀市 吉野屋 白玉饅頭

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