シーラホールディングス、金融の専門家を顧問に迎え新たな一歩
株式会社シーラホールディングス(以下、シーラ)は、事業基盤の強化を目的に、金融分野で豊富な経験を持つ野口謙吾氏を新顧問に迎えることを正式に発表しました。これにより、同社のガバナンス体制を一層充実させ、法令遵守やリスクマネジメントを強化する狙いです。
野口謙吾氏のプロフィール
野口氏は慶應義塾大学経済学部を卒業後、住友信託銀行(現在の三井住友信託銀行)に入社。数々の経営ポジションを歴任し、代表取締役副社長や副会長としてのキャリアを持つ実力派です。2024年からはエグゼクティブアドバイザーとしてその見識を活かし、また2019年には自身の会社NES株式会社を創業して取締役に就任しています。さらに、客員教授としても複数の大学で教鞭をとるなど、学術界とも強い結びつきを持つ人物でもあります。
シーラホールディングスの決意
シーラでは、野口氏の知見を踏まえ、企業の経営および事業運営において法令遵守、内部統制、リスクマネジメントの強化を図ります。当社は、様々な官公庁や金融機関、警察行政など、異なる背景を持つ有識者を顧問に迎えてきましたが、今後は特に金融分野に特化した専門家を起用することで、さらなる信頼性を確保したいと考えています。
シーラは、事業の持続的な成長に加え、社会課題への解決にも貢献する企業としての役割を積極的に果たしていく方針です。そして、今回の顧問就任を契機に、中長期的視点をもった経営を進め、ステークホルダーとの信頼関係の強化を重視し、健全で透明性のある経営体制の創出を目指します。
会社概要
シーラホールディングスの本社は東京都渋谷区に位置し、設立は1970年9月と古く、資本金は約23億円に上ります。グループ会長を務める杉本宏之氏や、社長の湯藤善行氏など、経営陣は強固なリーダーシップを求められています。子会社も含めて、事業の幅は広く、テクノロジーから太陽光発電にまで多岐にわたっています。
今後もシーラホールディングスは、野口氏の専門知識を活かしながら、さらなる成長を遂げ、信頼される企業としての地位を確立していくことでしょう。