「シェアビレッジ」新法人設立
2020-09-03 17:27:42
共創型コミュニティ「シェアビレッジ」が新たな法人設立を実施!
共創型コミュニティ「シェアビレッジ」とは
2015年に設立された「シェアビレッジ」は、秋田県五城目町の茅葺古民家を拠点とした新しい村的コミュニティです。この取り組みは、都会と田舎の交流を促し、地域との相互作用を通じて参加者が持ち寄る資源を活かした共創型の活動を目指しています。
「シェアビレッジ」の特徴
このコミュニティでは、参加者が「村民」と呼ばれ、年貢を支払うことで古民家の管理費を賄いながら地域に関与します。「里帰」や「助太刀」、さらには地域の恵みを楽しむイベント「一揆」を通じて、新たなライフスタイルが育まれています。この試みは、グッドデザイン賞に選ばれるなど、全国的に注目されています。
5年間の運営から見えたもの
「シェアビレッジ」の5年に渡る運営は、参加者同士が助け合う小さな共同体の重要性を実証しました。生産者と消費者の垣根を越えた関係を築くことで、参加者全体が協力して村を作っていくという新しいスタイルが促進されています。このような小さなビレッジが各地で自律的に運営されることで、地域の活力が生まれ、安心・安全な社会の実現へとつながっていくと考えられています。
今後の計画とプラットフォームの構築
2020年11月には、共創型コミュニティの基盤を支えるプラットフォームがリリースされる予定です。このプラットフォームには、メンバー管理や決済機能、コミュニティウォレット機能などが実装される計画です。特に、株式会社KOUとの協力により、スマートフォンアプリとしての展開が進んでいます。
プラットフォームの活用により地方の資産を活用したり、さまざまな領域での新しいコミュニティ形成を促進し、誰もがビレッジを作ることができる環境を整えることを目指します。
シェアビレッジの法人化と新たな仲間
2020年7月には、「シェアビレッジ株式会社」が設立され、ハバタク株式会社と株式会社kedamaの共同事業として運営されています。新法人の設立により、より多くの参加者がコミュニティづくりに関わることが期待されています。
株主の紹介
新たに行われた第三者割当増資には、プラットフォームサービス株式会社や株式会社まめくらしなどが名を連ねており、関心が高まっています。これにより、各領域でのコラボレーションが進むでしょう。
最後に
「シェアビレッジ」は、都市と田舎が共存し、かつ新しい生活様式を育む場を提供しています。これからもこのような共創的な取り組みが根付くことで、人々の繋がりや地域の活力が一層高まることが期待されます。
会社情報
- 会社名
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シェアビレッジ株式会社
- 住所
- 秋田県南秋田郡五城目町馬場目字蓬内台117-1
- 電話番号
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