妊娠中のママと赤ちゃんのための腸活サービス「ママフローラ」が始動

妊娠中のママと赤ちゃんを支える新たなサービス「ママフローラ」

株式会社bacterico（バクテリコ）が提供する「ママフローラ」は、妊産婦向けのオーダーメイド腸活サービスです。2月7日から運用が開始され、妊娠中のママの腸内フローラに基づいたパーソナルサポートが受けられるこのサービスは、母体の健康だけでなく、生まれてくる赤ちゃんの健康維持にも寄与します。

妊娠中の腸内環境と赤ちゃんの健康の関係

最近の研究により、妊婦の腸内フローラが母体や新生児の健康に重要な影響を与えることが明らかになりました。腸内環境を整えることで、赤ちゃんの将来的なアレルギーや肥満といった問題を予防する効果が期待できます。つまり、妊娠中にどのような栄養を摂るかが、赤ちゃんの体に大きな影響を及ぼすのです。

「ママフローラ」は、妊娠中から出産後3ヶ月まで、ママの腸内フローラを検査し、その結果に基づいて管理栄養士が個別にアドバイスを行います。1万以上の細菌の中から自分自身に適した菌を知ることができ、食事や生活習慣の改善が促進されます。

サービスの流れと特徴

「ママフローラ」の初回プロセスは、まずは腸内フローラの検査です。この検査は自宅で簡単に行うことができ、その結果はレポートとして提供されます。続けて、管理栄養士とのWEB面談を通じた食事指導が行われ、日常生活に関する悩みもLINEを介して相談できるため、持続的なサポートが確保されます。

このサービスは、個々の腸内環境に合った食材や栄養バランスを提案することで、よりよい妊娠生活を送る手助けをします。妊娠中の女性に向けた栄養指導は、赤ちゃんの未来の健康を養う基盤となり得ます。

開発の背景と今後の展望

「ママフローラ」の開発は、2022年のクラウドファンディングから始まりました。多くの支持を得て実現したこのサービスは、今後、産婦人科や不妊治療クリニックでも利用可能となる予定です。

バクテリコは、妊活や妊娠中の女性に特化した腸内フローラの検査や食事指導を展開し、女性の健康を支えています。

「ママフローラ」を通じて、妊娠中のママが自分自身の健康を維持し、生まれてくる赤ちゃんが元気に育つことが期待されています。