株式会社ユーグレナは、佐川急便株式会社との共同プロジェクト「サステナブル配送プロジェクト」が、第25回物流環境大賞の特別賞を受賞したことを発表しました。このプロジェクトは、通販配送の一部に次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を給油したトラックを活用することで、温室効果ガスの排出量削減を目指しています。
ユーグレナと佐川急便は、2023年6月26日から同年年末にかけて、お客さまからの「サステオ」導入費用へのご支援を募りました。集まったご支援額と同額を両社からも拠出し、佐川急便浜松営業所の車両約100台に「サステオ」を給油しました。その結果、約8,000リットルの「サステオ」を使用し、4.11トン相当のCO2排出量削減に成功しました。
さらに、関東から滋賀県までのトライアスロン大会用品の輸送においても、「サステオ」とJ-クレジットを活用することで、CO2排出量を相殺し、サステナブルな物流でイベントをサポートしました。
ユーグレナは、「サステオ」の普及を通して、持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指しています。「サステオ」は、食料との競合や森林破壊といった問題を起こさない、持続可能性に優れたバイオマスを原料とするバイオ燃料です。軽油を使用する機械や車両にそのまま利用可能という特徴を持つため、従来の化石燃料に比べてCO2削減効果が期待できます。
ユーグレナは、今後も「サステナビリティ・ファースト」を理念に、微細藻類ユーグレナを活用した食品や化粧品等の開発・販売、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供、サステナブルアグリテック領域など、幅広い事業を展開していきます。