ソニー銀行とBastion提携
2025-12-01 10:40:58

ソニー銀行、米国のBastionとの提携でステーブルコイン事業化へ

ソニー銀行が米国でのステーブルコイン事業展開を目指す



ソニー銀行株式会社(以下、ソニー銀行)は、米国のフィンテック企業であるBastion Platforms, Inc.(以下、Bastion)と業務提携契約を結びました。この提携は、デジタル資産に関するイノベーションを推進するものであり、特にステーブルコイン事業の本格化を目指しています。

ステーブルコインとは?


ステーブルコインは、米ドルなどの法定通貨と価格が連動するブロックチェーン上の決済手段です。これにより、価格が安定したデジタル資産として、広く利用されることが期待されています。ソニー銀行は、北米市場における自社及びソニーグループ各社の事業展開を金融面で支援するために、ブロックチェーン技術を用いたステーブルコインの事業化を検討しています。

提携の背景と目的


今回の業務提携により、ソニー銀行はBastionが提供するステーブルコイン発行・償還のためのインフラを活用し、米国市場において米ドル建てのステーブルコイン事業実現に向けた具体的な検討を進めることになります。この取り組みは、デジタル時代に即した新しい金融体験の創出を目指しており、両社の強みを活かした革新的なサービスの提供が期待されています。

Bastionの魅力


Bastionは、フィンテック業界において堅実な実績を持つ企業で、デジタル資産商品のリリースや拡充のためのインフラを提供しています。NYDFS(ニューヨーク州金融サービス局)の信託ライセンスや各州の送金ライセンスを取得しており、自社ブランドのステーブルコインを提供することが可能です。また、高度な技術力と法令遵守の下で、安全性と信頼性の高いサービスを構築しています。

提携契約締結の証


今回の提携の証として、ニューヨークのBastion本社において契約が成立しました。この場にはソニー銀行の南啓二社長とBastionのNassim Eddequiouaq CEOをはじめとする両社の幹部が揃い、ビジョンを共有しました。彼らの手により、新しい金融の未来への第一歩が踏み出されたのです。

今後の展望


今後、ソニー銀行とBastionは、具体的な事業化に向けた詳細な検討を行い、最終的には米ドル建てのステーブルコインサービスを一般のユーザーに提供できるようになると考えられます。デジタル資産市場が急成長する中で、両社の連携は、顧客に対して斬新で便利な金融サービスの選択肢を提供する大きな一歩となるでしょう。これにより、ブロックチェーン技術が日常の金融をより進化させることが期待されています。


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会社情報

会社名
ソニー銀行株式会社
住所
東京都千代田区内幸町2-1-6
電話番号

トピックス(経済)

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