2025年2月27日、東京都にて「包摂的なまちづくり・ひとづくりシンポジウム」が開催される。これは国立研究開発法人、産業技術総合研究所(産総研)が主催し、内閣府のプロジェクトの一環として行われるものである。このシンポジウムでは、参加者が「包摂的コミュニティ」の構築について意見交換を行い、北京のデジタルツイン技術を活用したまちづくりの新たな手法や評価指標の開発についての成果が発表される。
産総研は、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期に基づき、2023年7月から「コミュニティと共進化するデジタルツインによる次世代型包摂的まちづくり手法と包摂性評価指標の開発」プロジェクトに取り組んでいる。このプロジェクトでは、さまざまな大学や民間企業とともに、多様な人々の幸せやwell-beingを向上させる科学技術と社会技術を駆使したプラットフォームの構築に力を入れている。
シンポジウムは二部構成で行われる。第一部は、13:30からの開演で、主催者挨拶、基調講演やテーマ報告が実施される。第二部では、14:55から開始されるパネルディスカッションが行われ、専門家による講評が行われる。その後、閉会挨拶がなされる予定だ。
開催形式はハイブリッドとなっており、参加者は現地での個別参加だけでなく、Zoomを通じてオンライン参加も可能である。そのため、全国どこからでも気軽に参加することができ、さまざまな意見を持つ人々と出会い、議論を深める場となることが期待されている。
会場は東京都江東区青海にある日本科学未来館の未来館ホールで、参加申し込みは特設サイトから行える。報道関係者は特別な取材枠が設けられているため、事前に申し込みが必要だ。
シンポジウムの詳細はウェブサイトに掲載されており、参加者には当日のプログラムや説明者の情報が事前に配布される。多様性を尊重し、様々な立場の人々が共に幸せなコミュニティを作っていくための知見を深められる貴重な機会となるだろう。この機会を逃すことなく、包摂的なまちづくりの未来について一緒に考えてみたい。
参加申し込みは締切前に行うことをお勧めする。ここでは、シンポジウム参加のためのリンクや問い合わせ先も明記されており、関心のある方々には参加を強く推奨する。また、当日はたくさんの専門家が集まり、非常に活発な意見交換が期待される。
このシンポジウムを通じて、東京だけでなく日本全体での包摂的なまちづくりに向けた一歩を踏み出すことができることを願っている。