COP29と蓄電池技術
2024-10-17 16:16:54

COP29に向けたプライム・スターのレドックス・フロー蓄電池技術が持つ脱炭素社会への可能性

COP29におけるプライム・スターの挑戦



プライム・スター株式会社は、2024年11月11日から22日までアゼルバイジャン・バクーで開催される国連気候変動枠組条約第29回締約国会議(COP29)に参加します。この会議は、国際的な環境問題に関する重要なディスカッションの場であり、世界中の政府、企業、NGOが集まり、持続可能な社会の実現に向けた具体的な行動計画を議論します。

プライム・スターは、次世代の持続可能なエネルギー管理ソリューションとして、革新的な「レドックス・フロー蓄電池(RFB)」技術を披露し、脱炭素社会への貢献を目指しています。この技術は、再生可能エネルギーの効率的な利用を実現するための新しい解決策を提供します。

蓄電技術の基本


レドックス・フロー蓄電池とは、還元(Reduction)と酸化(Oxidation)の化学反応を利用して電力を貯蔵するシステムです。この技術の特筆すべき点は、その安全性です。電解液は不燃性で、常温で作動するため、過充電や過放電によるリスクが低いことが挙げられます。また、使用される電解液は毒性が低く、環境への影響も最小限に抑えられています。

大容量で長寿命の特徴


レドックス・フロー蓄電池は、その大容量の蓄電能力から、大規模なエネルギー貯蔵が可能です。電解質の量を調整することで、蓄電容量を拡張できるため、特に地域の需要に応じた柔軟なエネルギー管理が可能となります。また、充放電のサイクルにおいて、性能の劣化が少ないため、バッテリーの寿命を10年以上に延ばすことが可能です。

脱炭素社会実現への貢献


最近のエネルギー市場では、電気料金の高騰や供給不足が問題となっています。蓄電池技術がこうした課題を解決するカギとなるでしょう。太陽光や風力などの再生可能エネルギーが増加する中で、昼間の電力供給の減少が課題となっています。レドックス・フロー蓄電池は、昼間の発電により蓄えた電力を夜間に利用することができ、需給バランスを調整するのに最適です。

プライム・スターは、COP29の場でこの技術の重要性をアピールし、国際的な協力を通じて脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進めています。日本国内外での普及を加速させることで、持続可能な社会の構築に寄与する意向を示しています。

未来の展望


COP29への参加を機に、プライム・スターはアジア、欧州、北米を中心にレドックス・フロー蓄電池の技術を広めていく予定です。この取り組みは、ゼロカーボンシティ実現へ向けた自治体との連携を強化し、エネルギー自給自足型の社会を実現するための一歩となるでしょう。

プライム・スターは、今後も産学官金の連携を進め、新技術開発とエネルギーソリューションを通じて、グローバルなエネルギー問題に取り組んでいきます。COP29での発表を通じて、多くの人々にその技術と意義を伝えられることを期待しています。皆さんもぜひ、ヴァーチャル・ジャパン・パビリオンでその目撃者となってください。


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会社情報

会社名
プライム・スター株式会社
住所
東京都港区赤坂4-8-14赤坂坂東ビルディング8階
電話番号
03-6869-6606

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