第31回神戸ルミナリエの概要
神戸の冬の風物詩である「神戸ルミナリエ」が、2026年1月30日から2月8日までの期間で開催されます。今年で31回目を迎える本イベントのテーマは「神戸の鼓動、光の物語」。このイベントは、阪神・淡路大震災の犠牲者を悼み、震災からの復興の象徴として位置づけられています。ルミナリエは常に希望と共感の加工が込められ、多くの人々に愛されてきました。
開催背景
神戸ルミナリエは、震災の教訓を後世に伝えると同時に、神戸の活気を再び取り戻すために始まりました。初めて行われたのは1995年、震災の悲しみを忘れずに先へと進むための行事として、遺族や被災者の皆さんに希望をもたらす願いが込められています。
開催詳細
日程
2026年1月30日(金曜)から2月8日(日曜)までの10日間、さまざまな光の演出が神戸市内で行われます。
会場
主な会場は以下の3ヵ所です。
- - 東遊園地
- - 旧外国人居留地
- - メリケンパーク (一部有料エリアあり)
また、町全体での連携イベントとして、各地に小規模な作品やイルミネーションが設置され、神戸の多彩な魅力を感じられる構成になっています。特にメリケンパークでは観賞エリアを有料化し、良質な体験の提供を目指します。
点灯時間
ルミナリエは毎日薄暗くなる頃から始まり、21:30まで点灯します。状況により変更されることがありますので、あらかじめ公式サイトでの確認をお勧めします。
作品について
今年の作品テーマ「神戸の鼓動、光の物語」は、訪れる人々に新たな体験を提供します。光がどのように神戸の魅力を物語り、また人々の心に伝わるのかを体感しながら、神戸の街を歩くことが楽しめます。
作品詳細
1.
東遊園地:
作品名: 聖なるアプシス(Absis Sacrae)
全長約50mの「スパッリエーラ」が壮大に展示されます。音楽ステージや地元特産の食のブースも出展され、訪れる人々を楽しませる仕組みです。
2.
旧外国人居留地:
作品名: オペレッタの劇場(Teatro dell’Operetta)
直径約16mの「ドッピオガゼボ」が三井住友銀行神戸本部ビル前に設置され、独特の雰囲気を醸し出します。
3.
メリケンパーク:
作品名: 海を望む宮殿(Palazzo sul Mare)
75mもの長さを誇る光の回廊「ガレリア」や、巨大な入口作品「フロントーネ」が登場。ここは有料エリアとなり、魅力的な鑑賞体験が待っています。
特別鑑賞券について
メリケンパークの特別鑑賞券は11月1日から販売が開始され、平日500円、土日750円となっています。また、団体割引や当日券も用意され、予定に合わせた入場が可能です。カラフルな光の世界をぜひお楽しみください。
最後に
この年も神戸ルミナリエが、多くの人々に希望と感動を届けることを願っています。ルミナリエの灯は、記憶を呼び起こし、失われたものに思いを寄せ、未来へとつながる道を明るく照らしてくれます。皆さんもぜひ、この光の物語の一部となって、神戸を感じてみませんか。
詳細は公式サイトをご確認ください:
神戸ルミナリエ公式HP