犬猫致死処分ゼロを目指す取り組み、さとふるが寄付受付を開始

犬猫致死処分ゼロを目指して

山梨県での犬猫に対する致死処分ゼロを目指す「小さな命を守りたい!山梨県犬猫致死処分『ゼロ』プロジェクト」が、ふるさと納税ポータルサイト『さとふる』を通じて新たに寄付の受付を開始しました。この取り組みは、これまでの成功を踏まえ、7回目の寄付募集としてスタートします。

プロジェクトの概要

このプロジェクトは、山梨県内で不幸な犬猫を減らすことを目的としており、具体的には不妊・去勢手術や新しい飼い主を見つけるサポートを行っています。寄付金は、犬猫に関する福祉活動に使われ、希望されない命が増えるのを防ぐための重要な資金源となります。

受付期間と目標

寄付の受付は2025年8月4日から2026年3月31日まで行われ、目標額は200万円です。寄付者は、プロジェクトページで自分の支援がどのように使われるのかを具体的に確認できるため、透明性が高まっています。寄付先を選ぶだけでなく、寄付金額や応援メッセージを共有できる仕組みも存在します。

山梨県の取り組み

山梨県は、2020年度以降、12,000匹以上の猫に対する不妊・去勢手術への補助を行っており、これにより不幸な犬猫の増加を抑制しています。このプログラムは地域のボランティアや団体の協力も受けながら進められており、犬猫に新たな命をつなげる努力が続けられています。

県のメッセージには「多くの方に動物愛護への理解と関心を深めていただき、一頭でも多くの命を救うことができるようご支援をお願い申し上げます」との言葉が寄せられています。このプロジェクトを通じて、地域社会全体で命の大切さを認識し、サポートし合う文化を育んでいくことが求められています。

さとふるの役割

ふるさと納税ポータルサイト『さとふる』を運営する株式会社さとふるは、このプロジェクトの実施を通じて地域活性化を推進しています。寄付は市民からの支援により成り立っており、参加することで地域の魅力づくりや問題解決に貢献することができます。また、パートナー企業と連携し、自治体のクラウドファンディングプロジェクトを通じた寄付受け付けも行っています。